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2025年04月11日(金)
[感染症] 全国報告数1万132人、前週から4,222人減 新型コロナ
- 厚生労働省は11日、2025年第14週(3月31日-4月6日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は1万132人で前週から4,222人の減少となった<doc19522page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc19522page2>▽定点当たり(全国):2.14▽報告数(全国):1万132人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):愛知県/558人、東京都/539人、北海道/479人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の概・・・
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2025年04月09日(水)
[診療報酬] 病棟再編に伴い4病院がDPC退出、1日付 中医協
- 厚生労働省は9日、病棟再編に伴い新たに4病院がDPC制度から4月1日付で退出したと中央社会保険医療協議会に報告した<doc19455page1>。また、DPC対象病院の基準をクリアしていない計3病院が5月と6月に退出する<doc19455page2>。 厚労省によると、DPC制度から4月1日付で退出したのは▽国家公務員共済組合連合会 北陸病院(石川県)▽医療法人社団伊豆七海会 熱海所記念病院(静岡県)▽医療法人厚生会 小原病院(鹿児島県・・・
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2025年04月09日(水)
[診療報酬] 物価や賃金、「状況がこれまでとは異なる」医療課長 中医協
- 中央社会保険医療協議会は9日、2026年度診療報酬改定に向けた議論を始め、今後の主な検討スケジュール案を了承した。中医協の小塩隆士会長(一橋大学経済研究所特任教授)は「本日が診療報酬改定に向けたキックオフ」と言及。厚生労働省保険局・林修一郎医療課長は、物価・賃金や医療機関の経営などの状況が「これまでの改定とは異なる」という認識を示した。 26年度改定は、都道府県ごとの新たな地域医療構想に基づく医療体制・・・
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2025年04月09日(水)
[診療報酬] 休日加算1、時間外加算1、深夜加算1に関する疑義解釈を事務連絡
- 厚生労働省は4月9日付で、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その23)を地方厚生(支)局などに事務連絡した。同事務連絡では医科・歯科における処置および手術の「休日加算1、時間外加算1、深夜加算1」に関する疑義解釈を示している<doc19475page2><doc19475page3>。 2024年度診療報酬改定の「勤務医の働き方改革の取組の推進」で処置および手術の「休日加算1、時間外加算1、深夜加算1」の要件が見直され、改定・・・
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2025年04月09日(水)
[医薬品] 新医薬品2成分3品目の薬価収載を了承 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は9日、新医薬品2成分3品目の薬価収載を了承した。収載予定日は4月16日。詳細は以下の通り<doc19449page1>。●その他の腫瘍用薬/イムデトラ点滴静注用1mg、同10mg/アムジェン/タルラタマブ(遺伝子組換え)/がん化学療法後に増悪した小細胞肺癌/類似薬効比較方式(I)/有用性加算(I)45%、市場性加算(I)15%、新薬創出等加算、費用対効果評価(H1)/1mg1瓶:13万7,100円、10mg1瓶:・・・
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2025年04月09日(水)
[医療機器] 医療機器1品目の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は9日、医療機器1品目の保険適用を承認した。収載予定日は6月1日。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C2(新機能・新技術)●「Hot AXIOS システム」(ボストン・サイエンティフィックジャパン)<doc19448page2>▽使用目的:胃壁または腸壁に密着している、症候性膵仮性嚢胞または70%以上の液体成分を認める症候性被包化壊死に対し、経胃または経十二指腸的な内視鏡治療に使用。また、手術の・・・
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2025年04月08日(火)
[医療提供体制] 医療機関などへの無利子・無担保の優遇融資を開始 WAM
- 物価高騰により医療機関や介護事業所などの経営が逼迫している事態を受けて、福祉医療機構は無利子や無担保の優遇措置を講じた経営資金の融資を開始した。無担保での病院の貸付上限額を従来の500万円から最大7.2億円にするなど大幅に拡充した。融資対象は、病院や診療所、介護老人保健施設、介護医療院、助産所、医療従事者養成施設、訪問看護事業など<doc19520page2>。 物価高騰の影響で収支差額の減少や経常赤字の状況・・・
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2025年04月07日(月)
[介護] 栄養・口腔の介入不要なら「具体的支援内容」空欄可 厚労省
- 要介護者へのリハビリテーションや個別機能訓練、栄養・口腔管理の取り組みを一体的に運用するために、それらの評価を1つの様式にまとめて記載する実施計画書について、厚生労働省は7日、栄養や口腔の介入が不要と判断した場合に計画書の「具体的支援内容」は空欄でよいとする事務連絡を都道府県などに出した。ただ、「特記事項」の欄に、介入が不要と判断したことを明記する必要がある<doc19521page3>。 リハ・個別機能・・・
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2025年04月07日(月)
[介護] 介護人材確保のプラットフォーム機能充実打ち出す 厚労省検討会
- 厚生労働省の「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会は7日、介護人材を確保するためのプラットフォーム機能を都道府県単位で充実させることを盛り込んだ議論の中間取りまとめ案を大筋で了承した<doc19416page13>。 また、介護需要の減少局面を迎えている「中山間・人口減少地域」で介護サービスの質を担保するための施策として、複数の事業所による「人材のシェア」や、テクノロジー機器の導入などによる業・・・
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2025年04月04日(金)
[感染症] 全国報告数1万4,354人、前週から1,518人減 新型コロナ
- 厚生労働省は4日、2025年第13週(3月24日-3月30日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は1万4,354人で前週から1,518人の減少となった<doc19471page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc19471page2>▽定点当たり(全国):2.92▽報告数(全国):1万4,354人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):埼玉県/860人、神奈川県/850人、東京都/805人●新型コロナウイルス感染症による入院患・・・
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2025年04月04日(金)
[インフル] インフルエンザの全国報告数9,093人、前週から621人減
- 厚生労働省は4日、2025年第13週(3月24日-3月30日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は9,093人で前週から621人の減少、前年同期と比べ4万6,096人の減少となった<doc19434page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc19434page2><doc19434page6>▽定点当たり報告数(全国):1.85▽報告患者数(全国):9,093・・・
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2025年04月03日(木)
[医療提供体制] 後発薬数量シェア81.2%、3期計画は目標達成 厚労省
- 厚生労働省は3日、第3期全国医療費適正化計画(2018-23年度)の実績評価を社会保障審議会・医療保険部会に報告した。後発医薬品の使用促進の全国ベースでの数量シェアは22年度末現在の実績値が81.2%で、23年度までに80%以上にする目標を達成した<doc19443page29>。 地域別では全都道府県で70%を超え、うち36道県は80%を上回った。また、24年度末の医療保険者別では市町村国保、協会けんぽ、健保組合、共済組合、広域・・・
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2025年04月03日(木)
[看護] 訪問看護事業者への個別指導、高額請求の実態勘案し選定 厚労省
- 訪問看護の一部の事業者が訪問看護療養費を高額請求している問題を受け、厚生労働省は3日、都道府県による事業者への個別指導について訪問看護療養費の請求書1件当たりの平均額が高い順に選定を行うとする通知を地方厚生局などに出した。ただ、訪問する患者の状況や事業所の特性なども勘案することとした<doc19477page1>。 訪問看護療養費の高額請求を巡っては、一部の事業者が利用者の状態にかかわらず一律に回数を定め・・・
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2025年04月03日(木)
[医療提供体制] マイナ保険証のスマホ搭載、9月ごろから順次運用開始へ
- 厚生労働省は3日、マイナ保険証のスマホ搭載のスケジュールを社会保障審議会・医療保険部会に示した。マイナ保険証のスマホ対応機能を9月ごろから全ての医療機関に開放し、環境を整備できた医療機関から順次運用を始める<doc19438page5>。 マイナ保険証の利用促進策の一環で、患者が医療機関にマイナカードを持参しなくても外来診療を受けられるようにする。ただ、厚労省は「全医療機関に導入を義務付けるものではない」・・・
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2025年04月03日(木)
[医療提供体制] マイナ保険証利用勧奨で訪問看護ステーションに5万円支給へ
- 厚生労働省は、マイナ保険証を所持していない患者に対してマイナ保険証の積極的な利用勧奨などを行った訪問看護ステーション(ST)に1事業所当たり5万円支給する事業を5月ごろに開始する。働き掛けの取り組みを後押しし、マイナ保険証の利用促進につなげたい考え<doc19438page25>。 この事業では、オンライン資格確認を導入して利用登録している訪問看護STがマイナ保険証の利用促進のために積極的に取り組んだ場合に協力・・・
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2025年04月01日(火)
[医療提供体制] 賃上げのための効率化支援、厚労省が実施要綱
- 厚生労働省は、2025年度「医療施設等経営強化緊急支援事業」の実施要綱を都道府県に通知した。賃上げのための生産性向上への支援は、24年4月1日-26年3月31日に行う業務効率化の経費を支援し、24年度に支給金を受けた医療機関や訪問看護ステーションは対象外にする<doc19427page2><doc19427page3>。 ただ、厚労省では24年度に事業を申請したケースはないとみており、25年度の事業は前年度の予算を繰り越して行う。・・・
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2025年03月31日(月)
[社会福祉] 就労選択支援、「集中減算」の留意事項を示す 厚労省
- 障害者が希望する職場や働き方の選択を支援する「就労選択支援」のサービスが10月1日に始まるのに先立ち、厚生労働省は特定事業所集中減算に関する留意事項を示した。就労選択支援では、サービス利用後に就労移行支援や就労継続支援の事業所に移行した利用者のうち、同一事業者の割合が8割を超える場合に減算の適用となるが、移行したサービス事業所が各地域で5カ所未満と少数の場合は減算しないなど、適用外となるケースを例示・・・
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2025年03月31日(月)
[医療費] 24年度4-11月の概算医療費、前年比1.3%増 厚労省
- 厚生労働省が3月31日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2024年度11月号」によると、24年度4-11月の概算医療費は31.8兆円、対前年同期比では1.3%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は17.3兆円(対前年同期比0.6%減)、75歳以上は12.9兆円(3.9%増)だった<doc19472page4>。 1人当たり医療費は25.7万円(1.8%増)で、75歳未満は16.8万円(0.7%増)、75歳以上は64.6万円(0.5%増)・・・
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2025年03月31日(月)
[医療費] 24年度11月の調剤医療費、前年度比2.2%増の6,901億円 厚労省
- 厚生労働省が3月31日に公表した「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向2024年度11月号」によると、24年度11月の調剤医療費は6,901億円、対前年度同期比では2.2%の増加となった。内訳は、技術料が1,961億円(対前年度同期比5.1%増)、薬剤料が4,926億円(1.1%増)。後発医薬品の薬剤料は1,005億円(4.6%増)だった<doc19473page1>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、90.6%(前年同期差5.6%増)・・・
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2025年03月31日(月)
[医療提供体制] 社会医療法人の収入要件、医療保健業務の内容示す 厚労省
- 厚生労働省は、社会医療法人などの認定で求められる収入要件について、補助金による収入を加味する見直しを行った。新たな収入要件では、「医療保健業務による収入金額」に占める社会保険診療などの収入金額が8割を超えることとし、分子の収入金額には補助金収入を加える。これに伴い厚労省は、医療保健業務に該当する業務を示す通知を都道府県などに出し、周知を促した<doc19430page1>。 通知によると、社会医療法人や特・・・
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2025年03月31日(月)
[社会福祉] 障害福祉の施設外就労、経営実態ない場所での作業「算定不可」
- 厚生労働省は、障害福祉サービスの就労移行支援や就労継続支援A型・B型の施設外就労について、事業所が請負契約を締結した企業の経営実態がない場所で請け負った作業を行っても基本報酬の算定はできないとする解釈を示した<doc19431page2>。 就労移行支援や就労継続支援の施設外就労は、事業所の利用者と職員がユニットを組み、企業から請け負った作業を企業内で行うもの。一般就労への移行や利用者の工賃の引き上げにつ・・・
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2025年03月31日(月)
[医療費] 24年度4-11月の医療保険医療費、75歳未満で前年比0.6%減
- 厚生労働省が3月31日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2024年度11月号」によると、24年度4-11月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は17兆1,057億円(対前年同期比0.6%減)、75歳以上は12兆8,200億円(4.1%増)となったことがわかった<doc19435page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が5兆2,672億円(0.4%増)、75歳以上は6兆4,810億円(4.0%増)<doc19435page3>。医科入院外医療費・・・
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2025年03月31日(月)
[医療提供体制] 訪看事業所の配置薬、輸液以外の「必要性検証」 厚労省
- 厚生労働省は3月31日、「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」が行った在宅医療での薬剤提供に関する議論の取りまとめを公表した。地域の状況に応じた在宅医療の臨時的な対応として訪問看護ステーションで輸液を配置できるようにすることを盛り込んだほか、輸液以外の医薬品について配置の必要性や合理性の検証を行うよう求める意見があったことを明記した。 取りまとめによると、在宅医療では医師や薬剤師、訪問看護師な・・・
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2025年03月31日(月)
[診療報酬] ベア評価料の改善実績報告書、様式改定で負担軽減 厚労省
- 2024年度に新設されたベースアップ評価料を届け出た医療機関が毎年8月に提出する「賃金改善実績報告書」について、厚生労働省は3月31日、医療機関の事務負担を軽減する観点から様式を改定した<doc19420page65>。様式の改定内容は、賃金改善の実施方法や医療機関全体での賃金改善の実績額の省略、ベースアップ評価料の算定実績の記載や基本給に関する事項の簡略化など。 これに伴い、毎年6月に提出が必要な「賃金改善計画・・・
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2025年03月31日(月)
[介護] 協力医療機関の選定完了、老健・介護医療院の約7割で 厚労省
- 厚生労働省は、介護老人福祉施設(825施設)の6割弱、介護老人保健施設(320施設)の7割、介護医療院(323施設)の7割超などが相談対応の体制などの要件を満たす「協力医療機関」を2024年11月22日までに選定していたとする調査結果を明らかにした<doc19390page7>。一方、選定の検討すら行っていない施設や事業所も少なくないため、厚労省では医療機関との連携を促す方策を引き続き検討していく。 24年度の介護報酬改定で・・・
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