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2025年04月07日(月)
[介護] 介護人材確保のプラットフォーム機能充実打ち出す 厚労省検討会
- 厚生労働省の「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会は7日、介護人材を確保するためのプラットフォーム機能を都道府県単位で充実させることを盛り込んだ議論の中間取りまとめ案を大筋で了承した<doc19416page13>。 また、介護需要の減少局面を迎えている「中山間・人口減少地域」で介護サービスの質を担保するための施策として、複数の事業所による「人材のシェア」や、テクノロジー機器の導入などによる業・・・
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2025年04月03日(木)
[医療提供体制] 後発薬数量シェア81.2%、3期計画は目標達成 厚労省
- 厚生労働省は3日、第3期全国医療費適正化計画(2018-23年度)の実績評価を社会保障審議会・医療保険部会に報告した。後発医薬品の使用促進の全国ベースでの数量シェアは22年度末現在の実績値が81.2%で、23年度までに80%以上にする目標を達成した<doc19443page29>。 地域別では全都道府県で70%を超え、うち36道県は80%を上回った。また、24年度末の医療保険者別では市町村国保、協会けんぽ、健保組合、共済組合、広域・・・
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2025年04月03日(木)
[医療提供体制] マイナ保険証のスマホ搭載、9月ごろから順次運用開始へ
- 厚生労働省は3日、マイナ保険証のスマホ搭載のスケジュールを社会保障審議会・医療保険部会に示した。マイナ保険証のスマホ対応機能を9月ごろから全ての医療機関に開放し、環境を整備できた医療機関から順次運用を始める<doc19438page5>。 マイナ保険証の利用促進策の一環で、患者が医療機関にマイナカードを持参しなくても外来診療を受けられるようにする。ただ、厚労省は「全医療機関に導入を義務付けるものではない」・・・
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2025年04月03日(木)
[医療提供体制] マイナ保険証利用勧奨で訪問看護ステーションに5万円支給へ
- 厚生労働省は、マイナ保険証を所持していない患者に対してマイナ保険証の積極的な利用勧奨などを行った訪問看護ステーション(ST)に1事業所当たり5万円支給する事業を5月ごろに開始する。働き掛けの取り組みを後押しし、マイナ保険証の利用促進につなげたい考え<doc19438page25>。 この事業では、オンライン資格確認を導入して利用登録している訪問看護STがマイナ保険証の利用促進のために積極的に取り組んだ場合に協力・・・
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2025年03月31日(月)
[医療提供体制] 訪看事業所の配置薬、輸液以外の「必要性検証」 厚労省
- 厚生労働省は3月31日、「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」が行った在宅医療での薬剤提供に関する議論の取りまとめを公表した。地域の状況に応じた在宅医療の臨時的な対応として訪問看護ステーションで輸液を配置できるようにすることを盛り込んだほか、輸液以外の医薬品について配置の必要性や合理性の検証を行うよう求める意見があったことを明記した。 取りまとめによると、在宅医療では医師や薬剤師、訪問看護師な・・・
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2025年03月25日(火)
[医療提供体制] 25年薬剤師の国家試験 合格発表
- 厚生労働省は25日、2025年2月に実施した第110回薬剤師国家試験の結果を発表した。合格者数、合格率などは下記の通り。【第110回薬剤師国家試験】▽受験者数/1万3,310人(うち新卒者8,061人)▽合格者数/9,164人(6,849人)▽合格率/68.85%(84.96%)※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。第110回薬剤師国家試験の合格発表を行いました・・・
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2025年03月17日(月)
[介護] 有料老人ホーム「囲い込み」、新たな有識者検討会を立ち上げ対策へ
- 入居者に過剰な介護サービスを提供する、いわゆる「囲い込み」の問題が一部の有料老人ホームで指摘されていることを踏まえ、厚生労働省は新たな有識者検討会を立ち上げ対策などを議論する。議題に応じてヒアリングを行い、夏ごろまでに取りまとめを行う。検討会には、学識経験者や事業者・消費者・専門職団体と自治体関係者などのほか、国土交通省もオブザーバーとして参画する<doc19177page47>。 取りまとめは、社会保障・・・
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2025年03月12日(水)
[医療機器] 医療機器1品目の保険適用、先進医療3件を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は12日、医療機器1品目の保険適用を承認した。また、先進医療会議で「適」と判断された先進医療A該当技術1件およびB該当技術2件の計3件も了承された。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C2(新機能・新技術)(2025年6月1日収載予定)●「TVC NIRS カテーテル」(グッドマン)<doc19046page1>▽使用目的:近赤外線分光法(NIRS)を用いて血管壁の脂質コアプラークを検出し、画像情報を診断のた・・・
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2025年03月10日(月)
[医療改革] 訪問看護事業所に「輸液配置」容認案 厚労省
- 厚生労働省は、地域の状況に応じた在宅医療の臨時的な対応策として訪問看護ステーションでの輸液(体液維持剤)の配置を認める方向で検討する。配置できる輸液は、訪問看護ステーションが卸売販売業者から購入し、事業所の責任や負担で適切に保管・管理するよう求める<doc19031page8>。10日に開かれた「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」にこれらの対応を盛り込んだ取りまとめ案を示し、おおむね了承された。 こ・・・
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2025年03月03日(月)
[医療提供体制] ICT基金による電子処方箋の導入補助を9月まで延長 厚労省
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- 電子処方箋推進会議(第4回 3/3)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬局 総務課 電子処方箋サービス推進室 カテゴリ: 医療提供体制
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2025年03月03日(月)
[医療提供体制] 電子処方箋「現時点で導入予定なし」4割超 厚労省
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- 電子処方箋推進会議(第4回 3/3)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬局 総務課 電子処方箋サービス推進室 カテゴリ: 医療提供体制
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2025年03月03日(月)
[介護] 介護サービス提供体制、地域特性に応じて支援へ 厚労省が方針示す
- 厚生労働省は3日、地域の特性に応じた介護サービス提供体制の整備を支援する方向性を「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会で示した。その前提として、介護や医療などの提供状況をエリアごとに見える化し、地域での状況把握や分析を行って関係者間で共有する<doc18880page7>。 厚労省は同検討会で、▽人口減少・サービス需要の変化に応じたサービスモデルの構築や支援体制▽介護人材確保・定着、テクノロジー・・・
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2025年02月28日(金)
[医療提供体制] かかりつけ薬局の役割発揮、健康増進の取り組みを 厚労省
- 厚生労働省の佐藤大作審議官(医薬担当)は2月28日、自治体の薬務担当者などを対象にした協議会で、薬局や薬剤師が地域住民の「かかりつけ」としての役割を果たすためには健康増進への取り組みに加え、医療DXへの対応や医療・介護従事者との連携体制づくりが求められるとの考えを示した。 佐藤氏は開会のあいさつで、将来的な人口減少を踏まえると、地域で医療提供体制を確保するために医療資源など地域の実情に応じて対応する・・・
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2025年02月20日(木)
[介護] ケアマネ「職責に見合う処遇確保」検討へ 介護保険部会
- 厚生労働省は20日の社会保障審議会・介護保険部会で、居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)について職責に見合う処遇を確保することや業務範囲の整理、法定研修の在り方などを論点として示した<doc18855page86>。2027年度の介護保険制度の改正を見据えて検討を深め、25年末までに取りまとめを行う。 居宅のケアマネジャーは介護報酬での処遇改善の対象外だが、部会の委員からは処遇の確保を進めるべきだ・・・
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2025年02月20日(木)
[介護] 要介護認定の審査期間、目安案を設定 社保審介護保険部会
- 厚生労働省は20日、介護保険サービスの利用に必要となる要介護認定の審査期間の目安の案を社会保障審議会・介護保険部会に示した。認定審査の段階ごとの所要期間は、認定調査の実施が依頼から「7日以内」、主治医意見書の作成は依頼から「13日以内」で、調査票や主治医意見書が揃ってから「12日以内」に認定審査会を開く<doc18856page20>。同省では、この目安を自治体に周知し、審査の参考にしてもらいたい考え。 認定審・・・
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2025年02月14日(金)
[医療提供体制] 医療機関機能報告を創設、医療法改正案を提出 政府
- 政府は14日、医療法などの改正案を国会に提出した。2040年ごろを想定した新たな地域医療構想に沿って医療の再編を進めるため、医療機関機能の報告制度を創設<doc18792page1>。医療と介護双方のニーズを持つ85歳以上の人口増に対応できる提供体制の整備を目指す。 都道府県への報告を新たに求める医療機関機能は、構想区域ごとに整備する「高齢者救急・地域急性期機能」「在宅医療等連携機能」「急性期拠点機能」「専門等・・・
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2025年02月10日(月)
[介護] 介護経営効率化・業務改善「一層の意識改革を」 労働安定センター
- 厚生労働省が10日に開催した「2040年に向けたサービス提供体制に関する検討会」で、北條憲一氏(介護労働安定センター事務局長)は、労働力の絶対数が今後不足する中で介護事業者には生産性の向上や経営の効率化、業務改善で一層の意識改革が求められるとの考えを示した<doc18666page22>。 北條氏によると、介護施設・事業所の収入は介護報酬に依存することや自治体の補助金があるなど公的な枠組みの側面がある経営体形だ・・・
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2025年02月07日(金)
[医療提供体制] 電子処方箋導入への課題抽出、厚労省がアンケート実施
- 電子処方箋の導入に向けた課題を抽出するため、厚生労働省は医療機関を対象にアンケートを始めた。電子処方箋システムを導入済みの医療機関にメリットやデメリットを聞くほか、未導入の医療機関には理由を尋ねる<doc18730page1><doc18730page10>。 電子処方箋を導入済みの医療機関には、「医療安全・医療の質向上につながる」「業務の効率化につながる」などの中から該当するメリットの選択を求める。またデメリッ・・・
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2025年02月03日(月)
[介護] 2040年の介護サービス提供体制、「地区診断」の活用を 厚労省
- 厚生労働省が3日に開催した「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会で、松田晋哉構成員(産業医科大学教授)は、地域ごとの人口構造や医療・介護サービスの提供状況などのデータを基にした「地区診断」の活用を提案した。地区診断の実施により、将来の医療・介護サービスの提供体制について市区町村単位の具体的な検討が可能になるとし、そのために必要となるデータの整備や分析を担う人材の育成を課題に挙げた。 ・・・
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2025年01月23日(木)
[医療提供体制] 社会保障費の目安対応、「廃止検討を」日医委員
- 社会保障審議会・医療保険部会が23日開かれ、城守国斗委員(日本医師会常任理事)は、政府予算案の編成で社会保障費を高齢化相当分に収める、いわゆる目安対応について「今後は、廃止をすることをしっかりと検討していただくように対応をお願いしたい」と厚生労働省に求めた。 2024年度の診療報酬改定後に進んだ物価や賃金の上昇で、病院など医療機関の経営が逼迫していることを踏まえた発言で、城守委員は骨太方針2024に盛り込・・・
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2025年01月23日(木)
[診療報酬] 電子処方箋の導入目標見直し、診療報酬上の対応を検討
- 政府が2025年3月末までとしていた医療機関などへの電子処方箋の導入目標を夏ごろ見直すことに伴い、厚生労働省は、中央社会保険医療協議会で診療報酬上の対応を検討する考えを示した。 24年度診療報酬改定で新設された「医療DX推進体制整備加算」では、電子処方箋の導入が要件化され、25年3月末までの経過措置が設けられた。しかし、1月12日時点で医療機関の導入率は1割弱と低迷している<doc18438page6>。 医療現場が電・・・
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2025年01月17日(金)
[医療提供体制] 電子処方箋管理サービス、院内処方登録23日からプレ運用
- 厚生労働省は、電子処方箋管理サービスに院内処方の情報を登録する機能のプレ運用を23日より開始した。プレ運用は、「電子カルテ情報共有サービス」の本格運用が始まるまで行うことを想定しており、情報・データの登録などに関する課題の洗い出しや解決につなげる<doc18390page2>。 厚労省は都道府県や医療団体などに17日付で事務連絡を出し、プレ運用への参加を予定している医療機関などに協力を呼び掛けた・・・
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2025年01月09日(木)
[介護] 介護サービスの利用者数、2040年にピーク 厚労省推計
- 厚生労働省は、全国で介護サービスを利用する人の数が2040年にピークを迎えるとの見通しを示した。各市町村の第9期介護保険事業計画を基に推計したところ、24年に約379万人だった在宅介護のサービス利用者数は40年には約465万人にまで増える。ただ、それ以降は減少し、45年に約455万人となる見込み<doc18293page12>。 介護の施設サービスの利用者も、40年には約126万人となり、24年より約25万人増加してピークに達する。・・・
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2025年01月09日(木)
[介護] 介護の大規模化インセンティブ具体化へ 新検討会が初会合
- 厚生労働省は9日、介護・福祉サービスの提供体制を議論する「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会の初会合で、介護事業者同士が協働化や大規模化を行った場合のインセンティブの付与や、事業所の人材定着を促すための報酬体系や人員基準の中長期的な見直しなどを論点として示した<doc18293page90><doc18293page64>。検討会では春ごろ中間取りまとめを行う。厚労省は介護事業者の協働化や大規模化を促・・・
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2024年12月26日(木)
[医療提供体制] 調剤業務の一部外部委託、都道府県知事などの許可が必須に
- 厚生科学審議会の医薬品医療機器制度部会は12月26日、医薬品医療機器等法(薬機法)の改正に向けた議論の取りまとめ案をおおむね了承した。調剤業務の一部外部委託について都道府県知事などの許可を必須とするほか、受託・委託側の薬局に必要な基準を設ける。また、双方の薬局の開設者や管理薬剤師の義務や責任を法令で規定し、患者の安全を担保する<doc18182page18>。 厚生労働省は、政府が1月24日に召集方針の通常国会・・・
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