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総-2-2○医療機器及び臨床検査の保険適用について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00193.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第548回 7/5)《厚生労働省》 |
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製品概要
1 販売名
ID NOW ストレップ A 2
2 希望企業
アボット ダイアグノスティクス メディカル株式会社
3 使用目的
咽頭ぬぐい液中のA群ベータ溶血連鎖球菌核酸の検出(A群連鎖球菌感
染の診断の補助)
製品特徴
・ 本品は、咽頭ぬぐい液を検体として、核酸検出法の一種である
等温核酸増幅検出法によりA群β溶血連鎖球菌核酸を検出する
ことでA群連鎖球菌感染の診断補助に用いる体外診断用医薬品
である。
臨床上の有用性
・ 抗原検査は臨床症状が乏しく細菌量の少ない場合に感度が低下
する一方で、本法では発症早期などA群β溶血連鎖球菌感染に
特徴的な臨床症状の数が少ない場合においても高い感度が維持
される。
Centor/McIsaacスコアごとの抗原検査及び核酸検査(本法)の感度比較
Centor/McIsaac
スコア
4 構造・原理
Llor et al.
(成人) ※1
Humair et al.
(成人) ※2
Cohen et al.
(小児74%、大人26%) ※3
検査法
抗原検査
抗原検査
核酸検査 (本法)
対照法
培養
培養
培養/PCR補正
≦1
-
-
100%(9/9)
2
84.4%(11/13)
80.0%(28/35)
97.7%(43/44)
3
94.7%(18/19)
95.3%(61/64)
100%(44/44)
≧4
88.2%(15/17)
95.1%(39/41)
98.3%(58/59)
※ Centorスコアとは、急性咽頭炎の鑑別に用いられるスコアであり、
① 体温≧38℃ ② 咳嗽なし ③前頚部リンパ節腫脹圧痛 ④扁桃の腫脹浸出物
のうち2つ以上当てはまればA群β溶血連鎖球菌感染を疑い検査を行う。
McIsaacスコアはCentorスコアを年齢で補正したものである。
※1 Llor et al. Br J Gen Pract 2011.
※2 Humair et al. Arch Intern Med. 166, 2006.
※3 Cohen et al. JCM 2015.
・ 日本感染症学会の提言(7月発出予定)では、A群β溶血連鎖球菌
感染による急性咽頭炎及び扁桃炎は小児において発症頻度が高く
重症化しやすいため、感度の高い核酸検査を小児に用いることが有
用とされている。
4
○
1 販売名
ID NOW ストレップ A 2
2 希望企業
アボット ダイアグノスティクス メディカル株式会社
3 使用目的
咽頭ぬぐい液中のA群ベータ溶血連鎖球菌核酸の検出(A群連鎖球菌感
染の診断の補助)
製品特徴
・ 本品は、咽頭ぬぐい液を検体として、核酸検出法の一種である
等温核酸増幅検出法によりA群β溶血連鎖球菌核酸を検出する
ことでA群連鎖球菌感染の診断補助に用いる体外診断用医薬品
である。
臨床上の有用性
・ 抗原検査は臨床症状が乏しく細菌量の少ない場合に感度が低下
する一方で、本法では発症早期などA群β溶血連鎖球菌感染に
特徴的な臨床症状の数が少ない場合においても高い感度が維持
される。
Centor/McIsaacスコアごとの抗原検査及び核酸検査(本法)の感度比較
Centor/McIsaac
スコア
4 構造・原理
Llor et al.
(成人) ※1
Humair et al.
(成人) ※2
Cohen et al.
(小児74%、大人26%) ※3
検査法
抗原検査
抗原検査
核酸検査 (本法)
対照法
培養
培養
培養/PCR補正
≦1
-
-
100%(9/9)
2
84.4%(11/13)
80.0%(28/35)
97.7%(43/44)
3
94.7%(18/19)
95.3%(61/64)
100%(44/44)
≧4
88.2%(15/17)
95.1%(39/41)
98.3%(58/59)
※ Centorスコアとは、急性咽頭炎の鑑別に用いられるスコアであり、
① 体温≧38℃ ② 咳嗽なし ③前頚部リンパ節腫脹圧痛 ④扁桃の腫脹浸出物
のうち2つ以上当てはまればA群β溶血連鎖球菌感染を疑い検査を行う。
McIsaacスコアはCentorスコアを年齢で補正したものである。
※1 Llor et al. Br J Gen Pract 2011.
※2 Humair et al. Arch Intern Med. 166, 2006.
※3 Cohen et al. JCM 2015.
・ 日本感染症学会の提言(7月発出予定)では、A群β溶血連鎖球菌
感染による急性咽頭炎及び扁桃炎は小児において発症頻度が高く
重症化しやすいため、感度の高い核酸検査を小児に用いることが有
用とされている。
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