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(参考資料6) 電子処方箋の普及拡大について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35182.html
出典情報 医療DX推進のための厚生労働省と薬剤師・薬局関係団体との意見交換会(9/13)《厚生労働省》
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令和5年4月28日
「第2回電子処方箋推進協議会」資料改変

薬局からの電子処方箋の導入について




薬局が電子処方箋のシステムを導入することで、データ登録が進みます。リアルタイムで他施設に共有する
ことができ、重複投薬・併用禁忌の防止に繋がります。患者はマイナポータルで調剤情報を確認できるように
なります。
電子処方箋に対応する薬局が増えると、医療機関が安心して導入し、電子処方箋を発行することができます。

薬局のみなさまから率先して電子処方箋を導入いただけますようお願いいたします。
一般社団法人医薬品安全使用調査研究機構設立準備室 土屋先生からの、薬局における電子処方箋の先行導入が患者や
地域の視点からも意義がある点や、今後の医療DXにおける一体的な取り組みに対する期待感等にかかるコメント

土屋先生
お写真

一般社団法人
医薬品安全使用調査研究機構
設立準備室 土屋文人先生
(元日本病院薬剤師会副会長)

先日、マイナポータルで、取得する情報として「調剤情報」の項目が新しくでき
ていることに気がつきました。通っている薬局が電子処方箋に対応し始めたこと
により、電子の処方箋発行を選択しなくとも、「調剤情報」に前日受け取った薬
の情報も載っており驚きました。
薬局が先行して電子処方箋のシステムを導入し、調剤結果を登録することで、最
新の調剤情報をマイナポータルで確認できたのです。とても意味のあることだと
患者の視点から改めて思いました。
同時に、自身が調剤してもらっている薬局が電子処方箋対応施設か否かによって、
「調剤情報」として閲覧できる情報に差があるということを知っている患者はま
だ少ないので周知してもよいのではと思いました。
また、マイナポータルと電子版お薬手帳の連携が進み、より見やすくなると患者の健康管理に
資すると感じました。新しい取組みなので、最初は負担もあるかもしれませんが、新しい時代とし
て薬局もどんどん医療情報の連携に参加することが望ましいと考えます。
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