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診-1参考1○入院・外来医療等の調査・評価分科会からの報告について (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00029.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第217回 9/27)《厚生労働省》 |
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総合入院体制加算及び急性期充実体制加算の届出施設ヒアリング結果①
Ⅰ.ヒアリング実施状況
ヒアリング実施期間:令和5年2月~3月実施 保険局医療課による調査
ヒアリング実施施設:総合入院体制加算届出施設4施設、急性期充実体制加算届出施設9施設
ヒアリング調査の目的:急性期充実体制加算が新設されたことによる、同加算届出医療機関及び総合入院体制加算届出医療機関に
おける提供体制への影響を把握する
Ⅱ.総合入院体制加算及び急性期充実体制加算の今後の届出見込みについて
・ 急性期充実体制加算の施設基準を満たせば、届出を行う施設がある一方で、重症心身障害者病棟を維持するために今後、急性期充実体制加算の届出を行
わない施設があった。(病床数の合計9割以上が一般病床である必要があるため)
・ 令和4年4月以前、総合入院体制加算2の届出施設が総合入院体制加算1の施設基準の届出に向け、精神科病床の準備を検討していたが、急性期充実体制
加算が新設されたため、精神科病床を持たない決断をし、急性期充実体制加算の届出を行った施設があった。
・ 令和4年4月以前、総合入院体制加算2の届出を目指していた施設が、総合入院体制加算の施設基準である「転帰が治癒等の患者の割合が4割以上」の条件
を満たせなかったが、急性期充実体制加算が新設されたため、急性期充実体制加算の届出を行った施設があった。
Ⅲ.届出施設別の回答状況
<総合入院体制加算届出施設>
①急性期充実体制加算の施設基準のうち、満たすことが困難な要件
・ 手術の実績要件(手術件数、全身麻酔手術件数、緊急手術件数)
・ 一般病棟の病床数の合計が9割以上(重症心身障害者病棟などがあるため)
②総合入院体制加算届出施設の入院受け入れ状況
・ 令和4年4月以前の状況と令和5年1月1日時点の状況、今後の見込みについて、大きく体制を変更している施設は無かった。
・ 地域の医療機関との役割分担、入院受け入れの状況については、以下の通り。
受け入れ・標榜
(4施設/4施設)
・ 総合周産期母子医療センターのNICUが満床の場合、地域周産期母子医療センターとして新生児搬送を受け入れている。
・ 地域医療支援病院として地域の医療機関と連携し、小児輪番制にも参加している。
・ 小児地域医療センターとして、小児救急医療を24時間対応している。
周産期医療
受け入れ・標榜
(4施設/4施設)
・ 地域周産期母子医療センターとして、地域と連携して周産期医療を行っている。
・ 高度な周産期医療及び24時間体制による周産期救急医療(緊急手術含む)を提供している。
・ 精神症状を有する妊婦等の複合的な疾患を有する患者の診療体制については、4施設とも受け入れ可能。
小児医療
精神科入院医療
受け入れ・標榜
(4施設/4施設)
出典:保険局医療課調べ
・ 2つの精神科病棟にて精神科入院医療を提供している。
・ 精神科救急医療体制に参加し、措置入院も受け入れている。
・ 総合病院の特性を活かした精神科機能、連携医療を提供し、精神科救急を持つ施設と輪番体制を取っている。
・ 精神科として身体合併症を有する患者の対応が地域で求められているため維持する必要がある。
・ 総合病院でしか対応できない症例に対し、速やかな対応を行うなど急性期医療に特化し、単科精神科病院との機能分化を行っている。
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Ⅰ.ヒアリング実施状況
ヒアリング実施期間:令和5年2月~3月実施 保険局医療課による調査
ヒアリング実施施設:総合入院体制加算届出施設4施設、急性期充実体制加算届出施設9施設
ヒアリング調査の目的:急性期充実体制加算が新設されたことによる、同加算届出医療機関及び総合入院体制加算届出医療機関に
おける提供体制への影響を把握する
Ⅱ.総合入院体制加算及び急性期充実体制加算の今後の届出見込みについて
・ 急性期充実体制加算の施設基準を満たせば、届出を行う施設がある一方で、重症心身障害者病棟を維持するために今後、急性期充実体制加算の届出を行
わない施設があった。(病床数の合計9割以上が一般病床である必要があるため)
・ 令和4年4月以前、総合入院体制加算2の届出施設が総合入院体制加算1の施設基準の届出に向け、精神科病床の準備を検討していたが、急性期充実体制
加算が新設されたため、精神科病床を持たない決断をし、急性期充実体制加算の届出を行った施設があった。
・ 令和4年4月以前、総合入院体制加算2の届出を目指していた施設が、総合入院体制加算の施設基準である「転帰が治癒等の患者の割合が4割以上」の条件
を満たせなかったが、急性期充実体制加算が新設されたため、急性期充実体制加算の届出を行った施設があった。
Ⅲ.届出施設別の回答状況
<総合入院体制加算届出施設>
①急性期充実体制加算の施設基準のうち、満たすことが困難な要件
・ 手術の実績要件(手術件数、全身麻酔手術件数、緊急手術件数)
・ 一般病棟の病床数の合計が9割以上(重症心身障害者病棟などがあるため)
②総合入院体制加算届出施設の入院受け入れ状況
・ 令和4年4月以前の状況と令和5年1月1日時点の状況、今後の見込みについて、大きく体制を変更している施設は無かった。
・ 地域の医療機関との役割分担、入院受け入れの状況については、以下の通り。
受け入れ・標榜
(4施設/4施設)
・ 総合周産期母子医療センターのNICUが満床の場合、地域周産期母子医療センターとして新生児搬送を受け入れている。
・ 地域医療支援病院として地域の医療機関と連携し、小児輪番制にも参加している。
・ 小児地域医療センターとして、小児救急医療を24時間対応している。
周産期医療
受け入れ・標榜
(4施設/4施設)
・ 地域周産期母子医療センターとして、地域と連携して周産期医療を行っている。
・ 高度な周産期医療及び24時間体制による周産期救急医療(緊急手術含む)を提供している。
・ 精神症状を有する妊婦等の複合的な疾患を有する患者の診療体制については、4施設とも受け入れ可能。
小児医療
精神科入院医療
受け入れ・標榜
(4施設/4施設)
出典:保険局医療課調べ
・ 2つの精神科病棟にて精神科入院医療を提供している。
・ 精神科救急医療体制に参加し、措置入院も受け入れている。
・ 総合病院の特性を活かした精神科機能、連携医療を提供し、精神科救急を持つ施設と輪番体制を取っている。
・ 精神科として身体合併症を有する患者の対応が地域で求められているため維持する必要がある。
・ 総合病院でしか対応できない症例に対し、速やかな対応を行うなど急性期医療に特化し、単科精神科病院との機能分化を行っている。
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