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参考資料2_「今後のがん研究のあり方について」報告書案概要 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35452.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第15回 9/27)《厚生労働省》
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今後のがん研究のあり方について(報告書案)

有 識 者 会 議 参考資料

R5.9.27

がん対策推進基本計画に基づく新たながん研究戦略
新たな「がん研究戦略」は、がん対策基本法、がん対策推進基本計画を踏まえ、日本全体で進めるがん研究の今後のあるべき方向性と具体
的な研究事項等を明らかにし、がん対策の基礎となる研究の推進を一層加速させることにより、がん対策推進基本計画で掲げられた全体目標
の達成に資する必要がある。
第4期がん対策推進基本計画 全体目標

誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。

がん予防

がん医療

がんとの共生

がんを知り、がんを予防すること、 がん検診に
よる早期発見・早期治療を促すことで、がん罹
患率・がん死亡率の減少を目指す

適切な医療を受けられる体制を充実させること
で、がん生存率の向上・がん死亡率の減少・ 全
てのがん患者及びその家族等の療養生活の質の
向上を目指す

がんになっても安心して生活し、尊厳を持って
生きることのできる地域共生社会を実現するこ
とで、全てのがん患者及びその家族等の療養生
活の質の向上を目指す

今後推進すべきがん研究(具体的な研究事項)
「誰一人取り残さないがん対策」を実現するための国家的基盤となるがん研究戦略の構築・強力な推進体制が必要
(1)「がんの予防」に関する研究

(4)ライフステージやがんの特性に着目した研究

(1-1)新たなリスク要因の同定やリスク層別化に基づく1次予防の推進
(1-2)高リスク層の同定や新たな早期発見手法の活用による2次予防の推進

(4-1)希少がん及び難治性がん
(4-2)小児がん及びAYA世代のがん
(4-3)高齢者のがん

(2)「がんの診断・治療」に関する研究
(2-1)個別化医療を更に推進する診断技術の開発
(2-2)新規薬剤・治療法の開発
(2-3)幅広い患者ニーズに応じた新たな標準治療の確立

(3)「がんとの共生」に資する研究
(3-1)誰もがアクセス可能な相談支援・情報提供
(3-2)充実したサバイバーシップの実現

(5)がんの予防、がんの診断・治療の開発、がんとの共生を促進す
るための分野横断的な研究
(5-1)がんの本態解明
(5-2)シーズ探索・育成
(5-3)バイオバンク・データベースの整備と利活用促進
(5-4)先端的な科学技術の活用や異分野融合
(5-5)政策的な課題の把握と解決

研究の効果的な推進のための環境整備

✓ 国際連携
✓ 人材育成
✓ 患者・市民参画

国際共同臨床試験の環境整備、海外データベースとの連携とその活用等
幅広い分野の知識を身に付けたがん研究に関わる人材の育成、若手・女性研究者や博士号取得者の活躍の場の拡大等
他疾患や他領域の視点も広く交えた主体的な参画の推進等