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入-1 1.中医協基本問題小委員会・総会への報告結果について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00215.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第9回 10/5)《厚生労働省》
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○ 回復期リハビリテーション病棟については、第三者機能評価の厳格化、FI
Mの適切な評価については何らかの対応が必要ではないか。また、入院期間中
のFIMデータの定期的な提出を求める方向で議論を進めるべき。
○ 療養病棟入院基本料については、医療資源投入量に差があることを踏まえ
評価体系の精緻化の方向性には賛成である。医療と介護の役割分担を踏まえ、
どのような患者を医療保険で対応すべきか、という視点を含めて具体的に検
討を進めるべき。
〇 リハビリテーション・栄養との連携における口腔管理の取組について、医療
機関の歯科標榜の有無、外部の歯科医療機関との連携状況によって、どの程度
の差が出ているのか分析が必要ではないか。
(外来医療について)
〇 特定疾患療養管理料等を算定している医療機関が地域で果たしているかか
りつけ医機能について、時間外対応加算の届出状況だけではなく、より多面的
な観点からの検討が必要である。
〇 特定疾患療養管理料の対象疾患には、かかりつけ医機能が求められる疾患、
例えば慢性腎炎、慢性腎臓病、腎不全、心臓病、認知症、更年期障害、白内障
などが対象疾患に含まれておらず、対象疾患についてはかかりつけ医機能の
発揮が求められる疾患という観点からも分析すべき。
○ コロナ禍の影響で、生活習慣病患者に対する長期処方が増えた一方で、治療
中断も見られるようになっている。医学管理の質の観点から診療報酬を検討
するにあたり、どの程度長期処方が増えているのか、その結果として医療機関
にどのような影響が出ているかについても分析・検討が必要ではないか。
○ コロナ禍で定期的な受診ができなかった状況で、糖尿病の悪化がみられた
というデータもあるため、定期的にしっかりした診療を受けられるようにす
ることが重要ではないか。
○ 特定疾患療養管理料における医療法改正による書面交付への対応、生活習
慣病管理料における療養計画書の見直しについては、医療の質・患者の負担・
効率性の視点で更なる検討が必要である。
○ 高血圧、糖尿病、脂質異常のいずれも再診患者のかなり多くに外来管理加算
や特定疾患療養管理料が算定されている一方で、地域包括診療料、地域包括診
療加算、生活習慣病管理料の算定は極めて少ない実態を考えると、かかりつけ
医機能をどの診療報酬項目で評価すべきなのかを体系的に整理すべき時期に
来ているのではないか。
○ オンライン診療について、オンライン診療の適切な実施に関する指針には、
睡眠薬の処方は初診では行わないこととされているにもかかわらず、情報通
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