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プレスリリース ペット飼育と認知症発症リスク (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.tmghig.jp/research/release/2023/1024.html |
出典情報 | プレスリリース ペット飼育と認知症発症リスク(10/24)《東京都健康長寿医療センター》 |
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令和5年10月24日
地 方 独 立 行 政 法 人
東京都健康長寿医療センター
報道関係各位
「ペット飼育と認知症発症リスク」
犬の飼育を通じた運動習慣や社会との繋がりにより
認知症の発症リスクが低下することが初めて明らかに
○ 発表内容の概要
高齢者の健康増進、健康長寿の実現を目指す地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター(所在地:東京都
板橋区/理事長:鳥羽 研二)は、社会参加と地域保健研究チームの「ペット飼育と認知症発症リスク」に関する研究論文
を、科学誌「Preventive Medicine Reports」に 10 月 11日に発表したことをお知らせします。ペット飼育と認知症発症と
の関連性を明らかにした発表は、本邦が初めてとなります。
○ 研究目的
社会参加とヘルシーエイジング研究チームは、これまでの研究から、犬を飼育する高齢者ではフレイルや自立喪失※1 が発生
するリスク※2 が大幅に低いことを報告しています。また、犬の飼育者のうち、運動習慣を持つ高齢者において、負の健康事象が
発生するリスクが低いことが確認されています。本研究では、フレイルや自立喪失、運動習慣と強く関連する認知症に着目し、
ペットの飼育が認知症(要介護認知症※3)の発症と関連するのかどうかを調べました。
○ 研究の意義
本研究から、犬の飼育者では、非飼育者に比べて認知症が発症するリスクが 40%低いことが示されました。また、犬飼
育者のうち、運動習慣を有する人、社会的孤立状態にない人において認知症発症リスクが低下することが明らかになりまし
た。一方で、猫の飼育者と非飼育者との間には、意味のある認知症発症リスクの差はみられませんでした。日常的に犬を世話
することによる飼育者への身体活動や社会参加の維持が、飼育者自身の認知症発症リスクを低下させていることが考えられま
す。
犬の飼育及び運動習慣の有無別にみた認知症発症オッズ比。
【本研究に関するお問い合わせ先】
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター
社会参加とヘルシーエイジング研究チーム 谷口優(協力研究員)、藤原佳典
TEL:03-3964-3241 内線 4247 Mail:taniguchi.yu@nies.go.jp
地 方 独 立 行 政 法 人
東京都健康長寿医療センター
報道関係各位
「ペット飼育と認知症発症リスク」
犬の飼育を通じた運動習慣や社会との繋がりにより
認知症の発症リスクが低下することが初めて明らかに
○ 発表内容の概要
高齢者の健康増進、健康長寿の実現を目指す地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター(所在地:東京都
板橋区/理事長:鳥羽 研二)は、社会参加と地域保健研究チームの「ペット飼育と認知症発症リスク」に関する研究論文
を、科学誌「Preventive Medicine Reports」に 10 月 11日に発表したことをお知らせします。ペット飼育と認知症発症と
の関連性を明らかにした発表は、本邦が初めてとなります。
○ 研究目的
社会参加とヘルシーエイジング研究チームは、これまでの研究から、犬を飼育する高齢者ではフレイルや自立喪失※1 が発生
するリスク※2 が大幅に低いことを報告しています。また、犬の飼育者のうち、運動習慣を持つ高齢者において、負の健康事象が
発生するリスクが低いことが確認されています。本研究では、フレイルや自立喪失、運動習慣と強く関連する認知症に着目し、
ペットの飼育が認知症(要介護認知症※3)の発症と関連するのかどうかを調べました。
○ 研究の意義
本研究から、犬の飼育者では、非飼育者に比べて認知症が発症するリスクが 40%低いことが示されました。また、犬飼
育者のうち、運動習慣を有する人、社会的孤立状態にない人において認知症発症リスクが低下することが明らかになりまし
た。一方で、猫の飼育者と非飼育者との間には、意味のある認知症発症リスクの差はみられませんでした。日常的に犬を世話
することによる飼育者への身体活動や社会参加の維持が、飼育者自身の認知症発症リスクを低下させていることが考えられま
す。
犬の飼育及び運動習慣の有無別にみた認知症発症オッズ比。
【本研究に関するお問い合わせ先】
地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター
社会参加とヘルシーエイジング研究チーム 谷口優(協力研究員)、藤原佳典
TEL:03-3964-3241 内線 4247 Mail:taniguchi.yu@nies.go.jp