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各論 (3 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/press/
出典情報 日本医師会 定例記者会見 令和6年度診療報酬改定について-財政制度等審議会財政制度分科会「社会保障」の議論を受けて-(11/2)《日本医師会》
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日本医師会の主張

協会けんぽの保険料率

「2040年を見据えた社会保障の将来見通し」では、2025年度の協会けんぽの保険料率は10.8%に上がるとされているが、現在の協会けんぽの保険料率は、
試算を行った2018年、さらにいえば2012年から10年以上変わらず、ここ数年間のコロナ禍があった中でも、保険料率は10.0%のままである。
岸田総理の指示を踏まえて賃金が上昇すれば、それに伴って保険料収入の総額も増え、料率の過度な上昇は起きないものと思われる。例えば、3%賃上
げされれば、保険料も結果として0.3%増収される。
この推計値はコロナ禍を経て5年経過したいま、過大予測になっている。国民に対し、過度な不安を煽るべきではない。
(うち被保険者負担分)

35%

合計保険料率

15.1%
14.2%

28.3%

30%



1.55%

25%


保 20%


率 15%

10%

30.1%




10.00%

1.82%
10.00%

16.3%(推計値)

15.5%(推計値)

32.6%(推計値)

31.0%(推計値)

2.50%

1.90%

10.80%

1年数か月後の
2025年に0.8%も
上がるとは
とても思えない

11.80%

既に過大推計であり、
15年後には大きく下
振れすると思われる




16.77%

18.30%

18.30%

18.30%

2023

2025

2040

5%
0%

2012

(出所)財務省「財政総論」(2023年9月27日)35頁<https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20230927/01.pdf>
内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省「2040年を見据えた社会保障の将来見通し」(平成30年5月21日)<https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000207399.pdf>

(年度)

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