事
務
連
絡
令 和 ５ 年 11 月 17 日
各

都道府県
介護保険主管部（局）
市 町 村

御中

厚生労働省老健局介護保険計画課

第９期計画期間に向けた１号保険料に関する検討について（その２）

日頃より、介護保険行政の適正な運営に尽力いただき、御礼申し上げます。
各市町村において、第９期計画期間に向けた１号保険料に関する検討に当た
って認識・考慮いただきたい事項については、第９期計画期間に向けた１号保
険料に関する検討について（令和５年 10 月 17 日老健局介護保険計画課事務連
絡。以下「10 月 17 日事務連絡」という。）でお示ししたところです。
今般、本年 11 月６日に第 108 回社会保障審議会介護保険部会が開催されたこ
となどを踏まえ、１号保険料負担の在り方に関する議論の状況や、今後の見通
しなどを以下のとおりお示ししますので、各市町村におかれましては御了知い
ただきますようお願いいたします。
記
１号保険料負担の在り方については、本年 11 月６日に開催された第 108 回社
会保障審議会介護保険部会において、厚生労働省より「第１号保険料に関する
見直しの方向性」の案（資料１、14 ページ）をお示しし、当該見直しの方向性
について御議論をいただいた結果、部会長一任とされた。
今後は、上記「第１号保険料に関する見直しの方向性」に基づき、年末まで
の予算編成過程の中で、国の定める標準乗率、公費軽減割合等（政省令事項）
を調整することとなるところ、１号保険料負担の在り方について最終的な結論
を得る時期は、年末の政府予算案の決定時期となる見通しである。
年末までの間、各市町村におかれては、上記「第１号保険料に関する見直し
の方向性」に沿って国の定める標準段階数、標準乗率、公費軽減割合等が見直
されることを前提に、10 月 17 日事務連絡や「見える化システム」に掲載してい
る保険料計算シートなども十分に参照しながら、１号保険料に関する事務的な
検討を進めていただき、条例制定手続等に備えられたい。