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資料3 全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)について(素案) (18 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/1205/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第16回)《内閣府》
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位置付けられている高額療養費制度の在り方について、賃金等の動向との整合性等
の観点から、必要な見直しの検討を行う。
(ⅱ)入院時の食費の基準の見直し
・ 入院時の食費について、食材料費等の動向等を踏まえつつ、必要な見直しについ
て検討を行う。


<③ 2040 年頃を見据えた、中長期的な課題に対して必要となる取組>


高齢者数がピークを迎える中で、必要なサービスが提供できる体制の実現に向けた
検討



科学的知見に基づき、標準的な支援の整理を含め、個人ごとに最適化された、質の
高い医療・介護・障害福祉サービスの提供に向けた検討



人材不足がより深刻化する中で、ロボット・ICTやAI等の積極的な活用等を通
じた、提供体制も含めた効率的・効果的なサービス提供の在り方の検討



健康寿命の延伸による活力ある社会の実現に向けた検討



人生 100 年時代を見据えた、持続可能で国民の満足度の高い社会保障制度の構築や
世代間・世代内双方での公平性の観点から、負担能力に応じたより公平な負担の在り
方の検討

3.「地域共生社会」の実現
人口構造及び世帯構成が変化し、家族のつながりや地縁も希薄化し、移動手段の確保
も困難となる中で、今後、更なる増加が見込まれる単身高齢者の生活について、住まい
の確保を含め、社会全体でどのようにして支えていくかが大きな課題である。高齢者福
祉、障害福祉、児童福祉、生活困窮者支援などの制度・分野の枠や、
「支える側」、
「支え
られる側」という従来の関係を超えて、外国人も含め、人と人、人と社会がつながり、
一人ひとりが生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らせる包摂的な社会の実現が必
要である。そこで重要なのは、各種サービスの担い手等による連携の下、地域全体で、
多様な困りごとを抱える人やその家族を包括的に受け止め、一人ひとりに寄り添い、伴
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