令和 5年11月30日
防衛大臣

三一ヒ(

︑藁六・ア

一堵い川枝 (ー︑

態喰じ

公益社団法人日本看護協会
会長高橋弘

白浦

木原稔殿

C̲ご=、=ギ三

、1点注

防衛省における准看護師養成の停止に関する要望書

自衛隊では、現在、衛生員のほか、第一線救護衛生員が准看護師の資格を取得して
います。

看護師は、患者の問診、視診等を通してアセスメントを行ない、患者の症状や状態
から、どのようなケアが必要かを判断し看護を提供していきます。しかし、准看護師
は、業全体に医師、歯科医師又は看護師の指示を要し、基礎教育においても、看護師
とは基本的考え方や、求められる能力が大きく異なり、教育内容の違いは明らかです。
本会では、国民の医療二ーズに対応するには、准看護師では不足であり、制度創設当
時から、一貫して准看護師養成の停止と看護師養成への一本化を求めています。
有事の第一線において必要となる救護は戦闘行為による銃創や爆発物による爆創
という外傷に対するものであり、平時に提供する医療・看護とは大きく異なり、受傷
と全身状態に関する迅速な判断と全身の処置を行うための幅広い知識と技術を必要
とします。このため、第一線救護衛生員の基礎資格として看護師は必須であり、救護
活動のための指示体系及び専門性と自律性が求められる救護等の活動に見合うよう、
自衛隊の看護職全体の等級、処遇の変更が必要です。
つきましては、このような事情をご賢爽の上、貴省における准看護師養成を停止し、
看護師養成に変更するよう要望いたします。

要望事項
防衛省における准看護師養成を停止し、看、師養成に変更をされたい。