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(プレスリリース)令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000196989_00025.html
出典情報 令和4年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/22)《厚生労働省》
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【主なポイント】
■養介護施設従事者等(※)による虐待
※介護老人福祉施設、居宅サービス事業等の業務に従事する者



相談・通報件数は、2,795 件(対前年度 405 件(16.9%)増)。※過去最多で 2 年連続増加
虐待判断件数は、856 件(対前年度 117 件(15.8%)増)。※過去最多で 2 年連続増加



相談・通報者の内訳は、当該施設職員(27.6%)が最も多く、当該施設管理者等
(15.9%)、家族・親族(15.5%)の順。



虐待の種別は、身体的虐待(57.6%)が最も多く、心理的虐待(33.0%)、
介護等放棄(23.2%)、経済的虐待(3.9%)、性的虐待(3.5%)の順。



虐待の発生要因は、教育・知識・介護技術等に関する問題(56.1%)が最も多く、
職員のストレスや感情コントロールの問題(23.0%)、虐待を助長する組織風土や職
員間の関係の悪さ、管理体制等(22.5%)の順。




施設・事業所の種別は、特別養護老人ホーム(32.0%)が最も多く、有料老人ホー
ム(25.8%)、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)(11.9%)の順。
虐待等による死亡事例は、8 件(8 人)。

■養護者(※)による虐待
※高齢者の世話をしている家族、親族、同居人等



相談・通報件数は、38,291 件(対前年度 1,913 件(5.3%)増)。※過去最多で 10 年連続増加
虐待判断件数は、16,669 件(対前年度 243 件(1.5%)増)。※横ばい傾向



相談・通報者の内訳は、警察(34.0%)が最も多く、介護支援専門員(25.0%)、
家族・親族(7.5%)の順。



虐待の種別は、身体的虐待(65.3%)が最も多く、心理的虐待(39.0%)、
介護等放棄(19.7%)、経済的虐待(14.9%)、性的虐待(0.4%)の順。



虐待者の続柄は、息子(39.0%)が最も多く、夫(22.7%)、娘(19.3%)の順。



虐待の発生要因は、被虐待者の状態として認知症の症状(56.6%)が最も多く、
虐待者側の要因として介護疲れ・介護ストレス(54.2%)、理解力の不足や低下(47.9%)
の順。



虐待等による死亡事例は、32 件(32 人)。

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