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医療機器感染症定期報告感染症別文献一覧表 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》
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ID

感染症(PT)

出典

概要

Emerg Infect Dis.
27(2021)939-943

オランダの養豚農家における人獣共通感染症のユーラシア鳥類型ブタイン
フルエンザA(H1N1)ウイルスによる感染症例報告。 43歳の農家の男性、44
歳の男性動物管理者及び肥育されていたブタに、急性呼吸器疾患が認めら
れた。ブタはインフルエンザAウイルスの予防接種を受けていたが、男性2人
は、季節性インフルエンザウイルスの予防接種を受けていなかった。農家の
男性及びブタから採取されたサンプルからは、インフルエンザAウイルスが
確認された。男性動物管理者のサンプルからIAVは確認されなかったが、サ
ンプル採取時期が遅かったことに由来すると推察されている。

17 インフルエンザ

Euro Surveill.
25(2020)42:2001638

ドイツ人の2.5歳の子供において確認された人獣共通感染症のインフルエン
ザA型ウイルス感染症に関する報告。患者の家族は農場を経営していた。
患者は症状発現の3日前にブタとの接触歴があり、インフルエンザの予防接
種を受けていなかった。また、3日間にわたってインフルエンザ様症状を呈し
た。感染源の調査によれば、患者がウイルスに感染する2週間前に、新しい
ブタの群れが農場へ搬入されており、搬入当時、一部のブタは咳をしていた
ことから、抗生物質で治療されていたことが明らかになった。当該調査を踏
まえると、新しく農場へ搬入されたブタが感染経路である可能性が示唆され
た。

18 インフルエンザ

中国の養豚場におけるブタインフルエンザA型ウイルスの感染状況に関する
International Journal of 5年間の前向きコホート研究において、最初の2年間の結果を示した研究報
Infectious Diseases.
告。養豚場ではインフルエンザA型ウイルスの有病率が非常に高く、SIVサブ
101(2020)535
タイプの解析により、ブタインフルエンザAウイルスが、ブタと養豚場の労働
者の間で種を越えて伝播することが確認された。

19 インフルエンザ

D型インフルエンザウイルス(IDV)の病因及び人畜共通感染の可能性に関
する従来の知見の要約及び考察に関する報告。 IDVは、主にウシを宿主と
しており、ブタ、ウマ、ラクダ等を含む他の哺乳類種に対し伝播する可能性が
あると考えられているが、ヒトにおけるエピデミック及びパンデミックはこれま
でに確認されていない。近年、ウシ及びブタにおけるIDVの集団発生は、世
界的に増加し続けており、最近ではIDVがヒトに感染する可能性があることを
示す証拠が増えてきている。

16 インフルエンザ

J Gen Virol.
102(2021)001529

米国では毎年夏に、農産物品評会に参加する若者が遺伝的に多様なインフ
ルエンザA型ウイルスを保有する展示用のブタに接触し、人獣共通感染症を
引き起こしていることが確認されている。ブタの展示会の時期をずらす等の
対策をとることで、インフルエンザA型ウイルス保有ブタが減少し、人への伝
播も減らせる可能性がある。
アメリカにおけるブタ由来のインフルエンザウイルスに感染した2症例の報
告。1例は感染前にブタとの接触歴があり、もう1例はブタとの接触歴はな
かったことが明らかになっている。

20 インフルエンザ

J Virol. 94(2020)24
e01453-20

21 インフルエンザ

J Virol. 95(2021)2
e01066-20

22 インフルエンザ

WHOホームページ.
https://www.who.int/cs
r/don/04-january2021-influenza-abrazil/en/

2020年12月15日時点、ブラジルのMinistry of Healthは、2020年2例目のイン
フルエンザA(H1N2)変異ウイルスのヒト感染例を報告した。本症例はParana
state、Irati municipalityの豚肉処理場を兼ねた農場に住んでいる4歳の女児
であった。 この症例はブラジル、Parana stateにおいて報告された3例目のイ
ンフルエンザA(H1N2)変異ウイルスのヒト感染症例である。

Zoonoses and public
health. 67(2020)697707

ガーナの養豚場のインフルエンザA型ウイルスの感染状況について、ブタ及
び農家から採取したサンプルを分析し、調査を行った報告である。ヒトの検
体からは、H3N2及びH1N1pdm09の亜型ウイルスが検出された。ウイルス陽
性のブタの検体はすべてH1N1pdm09に分類され、調査期間中にヒトの間で
流行したH1N1pdm09と系統的に密接に関連していた。農家の大多数が作業
時にサージカルマスクを着用しておらず、手袋を着用していると回答した人も
わずかであった。ほとんどの農家が、インフルエンザ様症状を発症した際に
農場で作業をしていたことが明らかになっている。

23 インフルエンザ

24

異型クロイツフェ ProMED-mail
ルト・ヤコブ病
20210108.8084693

2020年12月22日、マドリッドのAlgeteにある中央獣医学研究所はラリオハの
動物衛生地域研究所より、牛海綿状脳症(BSE)に感染している疑いのある
神経組織サンプルを受け取った。イムノブロッティングにより、非定型BSE(H
型株)が確認された。このサンプルは、生後48カ月以上の動物を対象とした
伝染性海綿状脳症サーベイランスプログラムで採取されたもので、当該種
は、2003年4月20日に生まれた交雑種のウシであった。

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