よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1】 ヘルスケアスタートアップの概況について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37716.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム(第1回 2/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

プロジェクトチームの問題意識

ヘルスケアスタートアップへの期待

スタートアップ支援の必要性

スタートアップ施策については、政府全体として令和4年に「スタートアップ育成5カ年計画」を策定。
同年をスタートアップ創出元年として各種の取組を推進
「スタートアップ育成5カ年計画」(令和4年11月28日)(抄)

スタートアップは、社会的課題を成長のエンジンに転換して、持続可能な経済社会を実現する、まさに「新しい
資本主義」の考え方を体現するもの(略)。
しかし、2022 年現在、多様な挑戦者は生まれてきているものの、開業率やユニコーン(時価総額 1,000 億
円超の未上場企業)の数は、米国や欧州に比べ、低い水準で推移している。
他方で、旧来技術を用いる既存の大企業でも、スタートアップを M&A したり、コラボレーションをしたりして
新技術を導入するオープンイノベーションを行った場合、持続的に成長可能となることが分かってきた。
以上を背景として、本年をスタートアップ創出元年とし、戦後の創業期に次ぐ、第二の創業ブームを実現する。
そのために、スタートアップの起業加速と、既存大企業によるオープンイノベーションの推進を通じて、日本に
スタートアップを生み育てるエコシステムを創出する。

ヘルスケア分野の特徴

我が国のヘルスケア分野には、以下の2点などを要因として、大きなポテンシャルが存在。
【Ⅰ】 超高齢社会を迎え、先端的なヘルスケアニーズが集積する世界でも特異な市場であること
【Ⅱ】 政府が進める医療DXによるデジタル化により、医療・介護の高品質なデータが集積されること
このようなポテンシャルにより、日本の社会課題の解決に止まらず、世界の中でも競争優位を得られるチャンス
がある。
ヘルスケアスタートアップを育成するにあたっては、資金投与やアカデミアにおける研究開発力のみならず、ルー
ルメイキングが重要な側面を持つことが多く、政策的なアプローチは他の分野と異なる特徴を有している。

ヘルスケア分野の特徴に特化した形で、この分野における
スタートアップに対する振興策を改めて政策的に検討する必要

1