第 10 回

医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議

令和６年２月６日

医政経発１２１８第３号
令 和 ２年１２月１８日

日本製薬団体連合会会長 殿

厚生労働省医政局経済課長

医療用医薬品の供給不足に係る適切な情報提供について

平素より、医薬品等の安定供給の確保にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、医療現場で使用される医療用医薬品が円滑に供給されないことは、医療の提供
に支障を来たす恐れがあることから、医療用医薬品の安定的な確保は、医療用医薬品に
関わるすべての主体が果たすべき社会的責務です。
一方で、近年、医療用医薬品の回収・欠品・出荷調整等が相次いで生じていることを受
けて、令和２年９月に、厚生労働省医政局長が参集した「医療用医薬品の安定確保策に
関する関係者会議」において、医療用医薬品の安定確保策についての提案が取りまとめ
られました。
今般、この取りまとめを踏まえ、医療用医薬品の回収・欠品・出荷調整等により、医療機
関・薬局で必要な量の医療用医薬品が供給できない又はできない恐れがある場合（以下、
「供給不足」という。）に、製造販売業者等が必要な情報を円滑に提供することができるよう、
下記についてご理解いただくとともに、貴団体の加盟団体を通じて会員会社に周知徹底
いただき、医療機関・薬局等に対して適切な情報提供が行われるよう指導をお願いいたし
ます。ただし、ワクチン及び血液製剤については生産や流通等の特性が一般の医療用医
薬品とは異なることから、本通知の取扱いは適用しないこととします。
なお、本通知の写しを公益社団法人日本医師会担当理事、公益社団法人日本歯科医
師会担当理事、公益社団法人日本薬剤師会担当理事宛て送付していることを申し添えま
す。

参考
資料５