「働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会」について
第12回社会保障審議会年金部会
2024年１月31日

趣旨

資料４

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働き方の多様化が進展する中で、労働者にふさわしい保障を実現するとともに、労働者の働き方の選択に中立的な社会保障
制度の構築を進めることが求められている。被用者保険（厚生年金保険・健康保険）においては、近年、適用範囲の見直し
を行ってきたところ、その状況も踏まえつつ、今後の対応の在り方について検討していく必要がある。

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こうした背景のもと、被用者保険における課題や対応について、社会保障審議会の医療保険部会や年金部会における検討に
資するよう、保険局長及び年金局長の招集により、関連分野の有識者や労働者・使用者団体等からなる懇談会を開催する。

検討事項

構成員

• 以下の論点について、被用者にふさわしい保障の実現、働き方や
雇用の選択を歪めない制度の構築等の観点から検討を行う。

有識者
伊奈川 秀和

東洋大学福祉社会デザイン学部教授

（１）短時間労働者に対する被用者保険の適用範囲の在り方

海老原 嗣生

大正大学表現学部特命教授

（２）個人事業所に係る被用者保険の適用範囲の在り方

菊池 馨実

早稲田大学理事・法学学術院教授

（３）複数の事業所で勤務する者、フリーランス、ギグワーカー
など、多様な働き方を踏まえた被用者保険の在り方

佐藤 麻衣子

株式会社ウェルスプラン 代表取締役

嵩 さやか

東北大学大学院法学研究科教授

松浦 民恵

法政大学キャリアデザイン学部教授

松原 由美

早稲田大学人間科学学術院教授

スケジュール
第１回
・被用者保険の適用等に関する課題・今後の進め方について、
事務局説明・意見交換

労働者・使用者団体等
健康保険組合連合会

日本経済団体連合会

第２～４回
・関係団体へのヒアリング

全国健康保険協会

日本商工会議所

国民健康保険中央会

日本労働組合総連合会

第５回以降
・ヒアリング等の結果の整理、意見交換、論点整理、議論の
とりまとめ

全国商工会連合会

UAゼンセン

全国中小企業団体中央会
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