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資料2_熊ノ郷委員提供資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00010.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(令和5年度 第8回 3/18)《文部科学省》
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(英文雑誌アクセプトで学位取得の現況)
*大学院4年間の学位取得率の低下。
*ここ数年、特にWET研究においては論文がアクセプトされるまでの時間が大幅に延長び、Editorのハンドリングも遅い。
*良い仕事、大きなテーマにチャレンジしている大学院生程、学位取得が遅れるという矛盾。
*6~7年でアクセプトされ学位を取得しても、その時点で燃え尽き・力尽きてしまっている。

*PIにとっては、学位取得に左右される小粒論文より、まとまった大きな仕事を時間をかけてでも一流紙に発表していきたい。
*臨床系の大学院入学は後期研修後になり、さらに取得が遅れると留学など次のステップに進めない
*英文雑誌論文アクセプトで学位というのは、学位評価をアウトソーシング、外部機関に丸投げしている。
*本来学位とは、雑誌に採択の有無にとらわれず教授会の見識として「学位相当の仕事」として出すべき。
*医学系研究科大学院の定員充足はその6~7割を臨床系の大学院生(医局人事)で充足している現状。
*関連病院から大学院生として大学に戻しても、入れ替わりの人員を関連病院に戻せない。

(Thesis 書き上げ論文で学位取得の懸念点)
*如何にして学位の質を確保、担保するか?乱発にならないか?
*教員の負担を増やさないようにするか?
*Thesis, 英文雑誌それぞれの査読者から追加実験を求められる負担。
*学位を取得すると、英文雑誌掲載前に担当の大学院生が姿を消してしまう?
*関連病院での勤務のあとに、英文雑誌掲載まで頑張れない。
*学位取得後、公開~~という文科省側の条件は?(他学部の学位取得との兼ね合い)。

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