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ライフサイエンス委員会 これまでの議論(論点別)素案 更新版 (7 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2024/02/112060221.html
出典情報 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会 (第112回 2/16)《文部科学省》
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挑戦的・探索的・萌芽的なボトムアップの研究への支援も重要。
〇基礎、医療、応用研究にバランスよく資金を投入するとともに、基礎・基盤経費をより充
実させる必要もあるのではないか。多様な研究を支援するためには、競争的資金等の
採択率を上げることも重要。
〇より使いやすく参加しやすい投資調達の方法(クラウドファンディングなど)、企業、資産
家などがより参加しやすい仕組みが重要。
〇それぞれのフェーズごとの最適な公と民の投資配分を検討し、人材育成や、実際の実
用化フェーズ、出口に向かっての必要な費用などを捻出すべきではないか。
〇財団等による民間の研究費支援においても、挑戦的・探索的・萌芽的なものを含め、多
様な研究が拾い上げられることに期待。
〇特に若手に対して、多くの研究者に広くファンディングを行う、「種まき・水やり」型の研
究費をより充実させる必要。また、研究課題ではなく、「人」に対するファンディングが重
要。
〇研究費の申請書や研究活動報告書によっては、それが却って研究者の研究時間を阻
害する要因になり得ることから、何かしらの対応が必要でないか。
【国際展開・科学技術外交の取組】
〇オールジャパンから、グローバル視点に変えていく必要性。海外の人たちの技術やスピ
リッツを学ぶ必要。
〇研究は本来競争的なもので自立して行うべき、海外にも先行する競争力を養うための
環境作りが必要。
〇「アジアの雄」を「真剣に」目指すべきでないか。英語化推進による国際競争力の底上げ
も必要でないか。
〇国際学会、国際コンソーシアム、ガイドラインづくりにおける日本のプレゼンスは低下し
ており、何かしらの対応をすべきでないか。
〇海外から優秀な人材を呼び込むために、外国人や minority などの生活・事務支援など
を行うべきでないか。
【地域のライフサイエンス】
〇地方のライフサイエンスから大学を活性化させることは、有能な人材育成や女性研究者
を増やすためにも非常に重要でないか。
〇計測機器や解析機器がつかえないが故に論文に投稿ができない傾向は特にライフサ
イエンスの分野では顕著になりつつあり、コアファシリティ化や最先端の研究機器、バイ
オリソース基盤を拠点化し、共有していくべきでないか。

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