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総-1-1参考1○高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00250.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第586回 3/22)《厚生労働省》 |
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別紙
ゾコーバ薬価算定 概要
<薬価算定>
○
算定方式:
・類似薬効比較方式(Ⅰ)
「高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について」
(令和5年2月15日 中医協了解)
(以下、
「中医協了解」と言う。
)に基づく特例を適用
○
比較薬の選定
中医協了解において、
「比較薬の選定にあたっては、対象疾患の類似性(SARS-CoV-2 感染症)と
投与対象患者の類似性(重症化リスク因子の有無)のいずれを優先するかによって算定薬価が大き
く変動する特殊性に鑑み、類似薬の中から複数の比較薬を選定し薬価を算定するなどの対応を行
う。
」とされていることを踏まえ、比較薬は、対象疾患の類似性と投与対象患者の類似性の双方から、
効能・効果、薬理作用、組成・化学構造式及び投与形態・剤形・用法の観点に基づき、比較薬を選
定した。
対象疾患の類似性からの比較薬については、新型コロナウイルス感染症に用いる医薬品から効
能・効果、投与形態の類似性により、ラゲブリオカプセル200mgを選定した。
投与対象患者の類似性からの比較薬については、本剤と同様に呼吸器系の感染症に対し、重症化
リスクを問わず幅広く投与する医薬品であることから、抗インフルエンザ薬から投与形態の類似性
及び原則として比較薬は過去10年間に薬価収載された品目を用いることにより、ゾフルーザ
錠20mgを選定した。
○
両比較薬の類似性の程度
類似性
イ)効能及び効果
ロ)薬理作用
ハ)組成、化学構造式
ニ)投与形態、剤形区分等
ラゲブリオとの比較
同一効能
○
同一の薬理作用
×
ウイルス増殖抑制
○
なし
×
経口剤
○
ゾフルーザとの比較
同様の呼吸器感染症 ○
同一の薬理作用
×
ウイルス増殖抑制
○
なし
×
経口剤
○
○
一日薬価(一治療薬価)合わせ
二剤の比較薬について、本剤との類似性の程度を同等であるとみなし、二剤の一治療薬価の平均
値を本剤の薬価とした。
(1錠 7,054.70円)
○
補正加算
◇ ラゲブリオ、ゾフルーザいずれとの比較においても、
「薬理作用発現のための薬剤の標的分子が
既収載品目と異なる」に該当
⇒ 有用性加算(Ⅱ)A=5%
7,054.70円×1.05 = 7,407.40円
<予測市場規模>
ピーク時 : 37万人 192億円(2年度)
○
新型コロナ陽性者数
・第7波までの実績を元に、1つの波当たりの期間を5ヶ月間と設定
・第104回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年10月26日)の西
浦教授資料における第8波の陽性者数推計が約1,200万人(実効再生産数Rt=1.4の場
合)であることを踏まえ、第9波以降も同数の陽性者数が発生すると推計
○
投与割合
3
ゾコーバ薬価算定 概要
<薬価算定>
○
算定方式:
・類似薬効比較方式(Ⅰ)
「高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について」
(令和5年2月15日 中医協了解)
(以下、
「中医協了解」と言う。
)に基づく特例を適用
○
比較薬の選定
中医協了解において、
「比較薬の選定にあたっては、対象疾患の類似性(SARS-CoV-2 感染症)と
投与対象患者の類似性(重症化リスク因子の有無)のいずれを優先するかによって算定薬価が大き
く変動する特殊性に鑑み、類似薬の中から複数の比較薬を選定し薬価を算定するなどの対応を行
う。
」とされていることを踏まえ、比較薬は、対象疾患の類似性と投与対象患者の類似性の双方から、
効能・効果、薬理作用、組成・化学構造式及び投与形態・剤形・用法の観点に基づき、比較薬を選
定した。
対象疾患の類似性からの比較薬については、新型コロナウイルス感染症に用いる医薬品から効
能・効果、投与形態の類似性により、ラゲブリオカプセル200mgを選定した。
投与対象患者の類似性からの比較薬については、本剤と同様に呼吸器系の感染症に対し、重症化
リスクを問わず幅広く投与する医薬品であることから、抗インフルエンザ薬から投与形態の類似性
及び原則として比較薬は過去10年間に薬価収載された品目を用いることにより、ゾフルーザ
錠20mgを選定した。
○
両比較薬の類似性の程度
類似性
イ)効能及び効果
ロ)薬理作用
ハ)組成、化学構造式
ニ)投与形態、剤形区分等
ラゲブリオとの比較
同一効能
○
同一の薬理作用
×
ウイルス増殖抑制
○
なし
×
経口剤
○
ゾフルーザとの比較
同様の呼吸器感染症 ○
同一の薬理作用
×
ウイルス増殖抑制
○
なし
×
経口剤
○
○
一日薬価(一治療薬価)合わせ
二剤の比較薬について、本剤との類似性の程度を同等であるとみなし、二剤の一治療薬価の平均
値を本剤の薬価とした。
(1錠 7,054.70円)
○
補正加算
◇ ラゲブリオ、ゾフルーザいずれとの比較においても、
「薬理作用発現のための薬剤の標的分子が
既収載品目と異なる」に該当
⇒ 有用性加算(Ⅱ)A=5%
7,054.70円×1.05 = 7,407.40円
<予測市場規模>
ピーク時 : 37万人 192億円(2年度)
○
新型コロナ陽性者数
・第7波までの実績を元に、1つの波当たりの期間を5ヶ月間と設定
・第104回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年10月26日)の西
浦教授資料における第8波の陽性者数推計が約1,200万人(実効再生産数Rt=1.4の場
合)であることを踏まえ、第9波以降も同数の陽性者数が発生すると推計
○
投与割合
3