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感染症週報 2024年第10週(3月4日-3月10日) (6 ページ)
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公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2024.html |
出典情報 | 感染症週報 2024年第10週(3月4日-3月10日)(3/25)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2024年 第10週
(3月4日〜 3月10日)
:通巻第26巻 第10号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ/
COVID-19
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第10週)
〜
〜
0.92
−0.35
−1.35
3.25
6.49
2.55
2.30
−0.67
−0.27
〜
〜
−0.81
−0.04
平均−2SD
〜
〜
0.07
定点当たり
報告数
インフルエンザ
16.14
RSウイルス感染症
0.37
咽頭結膜熱
0.88
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 4.41
感染性胃腸炎
5.61
水痘
0.14
手足口病
0.17
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.20
ヘルパンギーナ
0.03
流行性耳下腺炎
0.02
急性出血性結膜炎
0.02
流行性角結膜炎
0.43
マイコプラズマ肺炎
0.12
平均−1SD
平均
1.14
平均+1SD
平均+2SD
3.81
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
インフルエンザ/ COVID-19定点報告疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は石川県(37.10)、北海道(35.01)、新潟県(31.79)で
ある。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は306例と前週と比較
して減少した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(18例)、1〜9歳
(148例)、10代(53例)、20代(7例)、30代(12例)、40代(6例)、50代(3例)、60代(17例)、70代
(11例)、80歳以上(31例)であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別の
上位3位は宮城県(12.10)、新潟県(11.94)、山形県(11.16)である。基幹定点からの新型コロナ
ウイルス感染症入院サーベイランスにおける報告数は2,290例と前週と比較して減少した。都道
府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(61例)、1〜9歳(88例)、10代(21例)、
20代(29例)、30代(47例)、40代(52例)、50代(115例)、60代(239例)、70代(540例)、80歳以
上(1,098例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第2週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は大阪府(1.55)、奈良県(1.18)、北海道(0.94)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都
道府県別の上位3位は鹿児島県(3.73)、新潟県(3.53)、富山県(2.93)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と
比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は山形県(10.18)、北海道(10.17)、鳥取県(8.84)で
ある。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(12.00)、愛媛
県(11.14)、大分県(10.86)である。
手足口病の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道
府県別の上位3位は福井県(1.08)、徳島県(1.04)、鹿児島県(0.75)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 3 週連続で増加した。都道府県別の上位 2 位は東京都
(0.06)、沖縄県(0.06)、群馬県(0.04)、神奈川県
(0.04)、新潟県(0.04)、山梨県(0.04)、長野県
(0.04)、静岡県(0.04)、香川県(0.04)、高知県(0.04)、福岡県(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は島根県(0.17)、徳島
県(0.17)、愛媛県(0.14)、鹿児島県(0.10)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位2位は栃木県
(0.08)、大分県(0.08)、石川県(0.07)である。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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2024年 第10週
(3月4日〜 3月10日)
:通巻第26巻 第10号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ/
COVID-19
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第10週)
〜
〜
0.92
−0.35
−1.35
3.25
6.49
2.55
2.30
−0.67
−0.27
〜
〜
−0.81
−0.04
平均−2SD
〜
〜
0.07
定点当たり
報告数
インフルエンザ
16.14
RSウイルス感染症
0.37
咽頭結膜熱
0.88
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 4.41
感染性胃腸炎
5.61
水痘
0.14
手足口病
0.17
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.20
ヘルパンギーナ
0.03
流行性耳下腺炎
0.02
急性出血性結膜炎
0.02
流行性角結膜炎
0.43
マイコプラズマ肺炎
0.12
平均−1SD
平均
1.14
平均+1SD
平均+2SD
3.81
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
インフルエンザ/ COVID-19定点報告疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は石川県(37.10)、北海道(35.01)、新潟県(31.79)で
ある。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は306例と前週と比較
して減少した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(18例)、1〜9歳
(148例)、10代(53例)、20代(7例)、30代(12例)、40代(6例)、50代(3例)、60代(17例)、70代
(11例)、80歳以上(31例)であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別の
上位3位は宮城県(12.10)、新潟県(11.94)、山形県(11.16)である。基幹定点からの新型コロナ
ウイルス感染症入院サーベイランスにおける報告数は2,290例と前週と比較して減少した。都道
府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(61例)、1〜9歳(88例)、10代(21例)、
20代(29例)、30代(47例)、40代(52例)、50代(115例)、60代(239例)、70代(540例)、80歳以
上(1,098例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第2週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は大阪府(1.55)、奈良県(1.18)、北海道(0.94)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都
道府県別の上位3位は鹿児島県(3.73)、新潟県(3.53)、富山県(2.93)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と
比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は山形県(10.18)、北海道(10.17)、鳥取県(8.84)で
ある。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(12.00)、愛媛
県(11.14)、大分県(10.86)である。
手足口病の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道
府県別の上位3位は福井県(1.08)、徳島県(1.04)、鹿児島県(0.75)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 3 週連続で増加した。都道府県別の上位 2 位は東京都
(0.06)、沖縄県(0.06)、群馬県(0.04)、神奈川県
(0.04)、新潟県(0.04)、山梨県(0.04)、長野県
(0.04)、静岡県(0.04)、香川県(0.04)、高知県(0.04)、福岡県(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は島根県(0.17)、徳島
県(0.17)、愛媛県(0.14)、鹿児島県(0.10)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位2位は栃木県
(0.08)、大分県(0.08)、石川県(0.07)である。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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