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参考資料2 意見書(今村構成員提出資料) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39258.html |
出典情報 | 新たな地域医療構想等に関する検討会(第1回 3/29)《厚生労働省》 |
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第1回新たな地域医療構想
等 に 関 す る 検 討 会 参考
令 和 6 年 3 月 29 日 資料2
意見書
令和6年3月 29 日に開催される第1回新たな地域医療構想等に関する検討会につい
て、所用で出席ができませんので、下記意見を書面にて提出いたします。
公立大学法人奈良県立医科大学公衆衛生学講座
教授 今村 知明
意見1
現在の地域医療構想は病棟単位で機能を明確化する形となっていますが、病院単位
での方向性についても機能を明確化できるように議論を進めて頂きたい。
理由
確かに病棟単位で機能を明確化する形はきめ細やかな部分を検討できるものの、各病
院ではまずは病院としてどのような機能を持つべきかの議論が行われている。通常そ
の流れで考えれば、病院として何を目指すかの基本コンセプトがあって、その基本的
な方向性を目指すためには各病棟を 4 区分に分けたときにどのような機能を持つべき
かを決めていると理解している。その経緯も考慮すれば各病院全体で見たときの機能
について目指すべき方向性について明確化することが必要であると考えます。そのた
めには、病院単位での方向性についても機能を明確化できるように議論を進めて頂き
たい。
意見2 (技術的な問題)
地域医療構想を進めるにあたって将来推計を行うことは必須であるが、2020 年から
2022 年の間のデータを使うことは慎重にしていただきたい。
理由
2020 年から 2022 年の間、医療界は新型コロナの影響を強く受けているために実測
データが従来の傾向とは大きく異なっている。将来推計を行うということは元になる
数字の変化が続くとの前提が必要になるが、2020 年から 2022 年の間の実数値をみて
いると、各年度間でも変化が大きいためこの数字を使って、将来推計をすると先々の
推計のブレが非常に大きくなるため、将来推計に使うには不向きであると考える。
検討過程で、2020 年から 2022 年の間の実測値を使うことは問題ないと考えます
が、実際の採用されるべき将来推計においては、2020 年から 2022 年の間のデータを
使うことは慎重にしていただく必要があると考えます。
等 に 関 す る 検 討 会 参考
令 和 6 年 3 月 29 日 資料2
意見書
令和6年3月 29 日に開催される第1回新たな地域医療構想等に関する検討会につい
て、所用で出席ができませんので、下記意見を書面にて提出いたします。
公立大学法人奈良県立医科大学公衆衛生学講座
教授 今村 知明
意見1
現在の地域医療構想は病棟単位で機能を明確化する形となっていますが、病院単位
での方向性についても機能を明確化できるように議論を進めて頂きたい。
理由
確かに病棟単位で機能を明確化する形はきめ細やかな部分を検討できるものの、各病
院ではまずは病院としてどのような機能を持つべきかの議論が行われている。通常そ
の流れで考えれば、病院として何を目指すかの基本コンセプトがあって、その基本的
な方向性を目指すためには各病棟を 4 区分に分けたときにどのような機能を持つべき
かを決めていると理解している。その経緯も考慮すれば各病院全体で見たときの機能
について目指すべき方向性について明確化することが必要であると考えます。そのた
めには、病院単位での方向性についても機能を明確化できるように議論を進めて頂き
たい。
意見2 (技術的な問題)
地域医療構想を進めるにあたって将来推計を行うことは必須であるが、2020 年から
2022 年の間のデータを使うことは慎重にしていただきたい。
理由
2020 年から 2022 年の間、医療界は新型コロナの影響を強く受けているために実測
データが従来の傾向とは大きく異なっている。将来推計を行うということは元になる
数字の変化が続くとの前提が必要になるが、2020 年から 2022 年の間の実数値をみて
いると、各年度間でも変化が大きいためこの数字を使って、将来推計をすると先々の
推計のブレが非常に大きくなるため、将来推計に使うには不向きであると考える。
検討過程で、2020 年から 2022 年の間の実測値を使うことは問題ないと考えます
が、実際の採用されるべき将来推計においては、2020 年から 2022 年の間のデータを
使うことは慎重にしていただく必要があると考えます。