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資料3_在宅医療における薬剤提供について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40271.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第5回 5/17)《厚生労働省》
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第4回検討会の主な意見(「在宅医療における薬剤提供」関係)
⚫ 医療機関と訪問看護も含め、連携の推進が最大の解決策であると考える。訪問看護ステーションと薬局の連携は
十分でないという指摘があるが、訪問看護ステーションと薬局間で業務の指示・報告の制度がないため、制度と
しても対応を考える必要がある。
⚫ 麻薬調剤については、地域によって対応能力が脆弱なところもあり、地域の薬局機能のあり方の議論において検
討が必要。
⚫ 夜間・休日対応において、処方箋の疑義が解消できず先に進めないような場合に、医師がずっと待機することが
必要とならないよう、プロトコールに基づく対応等の地域の中での対応方法を考えておくことも必要。
⚫ 麻薬も含めて薬剤の流通について、地域連携薬局の基準として、周囲の薬局と緊急時の薬剤を融通し合うことが
可能であるということがあるので、そこを考慮することも必要。
⚫ 都市部において在宅医療を積極的に実施している場合でも薬剤提供までに1.5時間程度かかるという参考人の話
があり、一定の時間が常にかかるということを前提として議論すべき。
⚫ 対策については縛りすぎず、現場で工夫できるよう議論していくのがよい。
⚫ 都市部よりは医療資源が少ない地方地域を優先的に考えて議論すべき。夜間だけでなく昼間であっても同じ問題
は発生する。
⚫ いろいろな分野で働き方改革が進み、業務量が縛られる中、薬剤師についても働き方を考えていく必要がある。
在宅に医薬品を置いておくという観点も考える必要がある。
⚫ 地域で標準的な処方を事前に定めておけば、当番薬局でも薬剤で困ることは少ない。こうした標準処方を超える
特殊な対応が必要な場合に対応可能な薬局を探す、卸に連絡して緊急配送を依頼するといった形で対応するのが
よいと考える。働き方改革が求められている中では、医師が予見できるかどうかで分けて議論することが必要で
はないか。
※第3回までの検討会で出た意見と同一のものは省略

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