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資料4 提出資料3(荻野参考人) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40336.html
出典情報 新たな地域医療構想等に関する検討会(第3回 5/22)《厚生労働省》
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まとめ
2040年頃を見据えた医療提供体制に必要なこと
➢ 薬局は医療法において「医療提供施設」に位置づけられており、地域の医薬品提供体制の確保
を通じて医療の質の担保と向上に貢献することが求められることから、
⚫ 外来医療においては、医療提供体制モデルは薬局を含めたものにすることが必要
⚫ 在宅医療においては、退院時支援、日常の療養支援に加えて、急変時や看取りへの対応も
必要であり、薬局が医療・介護連携体制に積極的に参画し、多職種連携をさらに進めるこ
とで地域におけるチーム医療を実現することが必要
➢ そのためには薬局の著しい数的・質的な地域偏在を解消するため、現状を的確に把握した上で
方策を検討することが喫緊の課題
➢ それに伴って、薬剤師の地域・職域の偏在についての対策、とりわけ病院薬剤師の確保は直ちに
取り組まなければならない問題
➢ また、地域における薬薬連携・多職種連携を確実に進めていくためにも、薬局・薬剤師業務の
DX対応にしっかりと取り組んでいくことが必要

新たな地域医療構想に期待すること
➢ 外来・在宅医療に関連する議論には、特に、医薬品提供体制確保の観点からも薬剤師が構成メ
ンバーになること
➢ 医療提供体制の中に、医薬品提供体制の確保についても位置づけること
➢ 病院薬剤師の不足と薬局の地域偏在については、国、地方自治体においてもその認識が共有さ
れなければ成果が表れにくいことから、新たなテーマにすること
➢ 地域医療介護総合確保基金では、薬剤師確保・薬剤師の資質向上・在宅医療のほか、医薬品提
供体制の確保など新たな地域医療構想の実現に向けて柔軟に活用できるようにすること
➢ 薬剤師・薬局の課題については、医政局と医薬局との密な連携・情報共有をお願いしたい
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