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(資料5)匿名医療保険等関連情報および匿名診療等関連情報の提供申出に対する審査方針等について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00072.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会 匿名医療情報等の提供に関する専門委員会(第21回 6/12)《厚生労働省》
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主な審査方針
研究内容・抽出
「個人の識別可能性を下げる」という原則に鑑み、「対象者が極めて限定される可能性がある」申出は慎重な審査を行う。
多数の項目を用いた探索的研究や、「傷病名レコード」の「傷病名コード」、「診療行為レコード」の「診療行為コード」、
「医薬品レコード」 の「医薬品コード」のうち、どれかひとつでも「全て求める」という要望の申出は、慎重な審査を行う。
(DPCレセプトの場合には、「診断群分類レコード」の「診断群分類番号」、「傷病レコード」の「傷病名コード」、
「コーディングデータレコード」の「レセプト電算処理システム用コード」も加える。)
「複数の研究」が1申出に盛り込まれている場合は、慎重な審査を行う。
研究に際して抽出項目の指定や研究目的と抽出項目との関連については、慎重な評価を行う。
集計表の作成は、簡略な操作で作成できるもの(単純なクロス集計など)のみを対象とし、複雑な集計表の場合は不承諾とする。

セキュリティ要件
「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の、申出者個々の研究環境に応じた合理的な対応」の実践を求めていること
に鑑み、独自のセキュリティ規程が一部もしくは全て欠けている事例は、条件付承諾、審査継続又は不承諾とする。
入退室の管理が不十分であったり、取扱者以外のアクセスが可能な場所でレセプト情報等が利用される事例についても、条件付
承諾、審査継続または不承諾とする。
提供申出者や取扱者、データの保管場所が複数(多数)にまたがる事例については、セキュリティ対策実践の難易度が上がると
想定されるため、その対応について慎重な評価を行う。
技術的対策(ID管理など)が不十分な事例については、審査継続又は不承諾とする。
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