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臓器移植の実施状況等に関する報告書 参考資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40651.html
出典情報 臓器移植の実施状況等に関する報告書(6/11)《厚生労働省》
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【参考資料】

臓器移植に係る厚生労働省の取組等
1.普及啓発等の推進


厚生労働省では、一人ひとりが臓器を「提供する」、
「提供しない」にかかわらず、意思表示
をしていただくような普及啓発を進めることが重要との観点から、臓器提供に関する意思表示
を促進するため、公益社団法人日本臓器移植ネットワーク(以下「ネットワーク」という。
)と
ともに、地方公共団体、関係諸機関等の協力を得ながら、以下の方法により、啓発資料の配布
や臓器提供に関する意思表示の機会の普及を図っている。

(1)

市区町村役場の窓口、保健所、公共職業安定所、一部のコンビニエンスストア・スーパー

等に、臓器移植に関する知識や意思の記入方法等の説明書きと「臓器提供意思表示カード」
が一体となったリーフレット等を配置
(2)

医療保険の被保険者証、運転免許証及びマイナンバーカード(個人番号カード)に、臓

器提供に関する意思表示欄が設けられており、その交付の際、保険医療関係機関、運転免
許試験場(センター)、警察署、市区町村等の協力を得て、リーフレットを配布する等の方
法により意思表示欄への記載方法を周知
また、運転免許証の更新時講習等において、案内映像を放映し、臓器提供に関する意思表
示欄を周知
(3)

臓器移植に関する理解を深めるために、中学3年生向けに教育用普及啓発パンフレット
を約 151 万部作成し、全国の中学校(約 11,000 校)等に送付

(4)


新聞広告、テレビラジオCM、インターネット、雑誌広告等を活用した普及啓発の実施

毎年 10 月を臓器移植普及推進月間とし、臓器移植推進国民大会の開催やネットワーク等の
関連団体によるグリーンリボンキャンペーンの実施等により、多くの人に臓器移植について理
解していただくための普及啓発も行っている。

2.厚生労働大臣感謝状の贈呈


臓器を提供された方に対しては、その崇高な心をたたえ、感謝の意を表するため、厚生労働
大臣感謝状を贈呈している。

3.臓器提供施設への支援


臓器提供者の意思が十分に生かされるためには、臓器提供施設の増加や体制整備、地域の医
療機関間の連携体制の構築等が重要である。より多くの施設において脳死下での臓器提供体制
を整えることができるよう、診療報酬上の評価に加え、臓器提供施設連携体制構築事業(地域
における医療機関間の連携等)を通じて、臓器提供の経験が豊富な医療機関の経験の共有の支
援等に取り組んでおり、脳死下及び心停止後臓器提供の経験が豊富なスタッフが勤務し、院内
体制が充実している施設として、当該事業において認定された施設(拠点施設)は、年々増加
している(令和元年度:8施設、令和2年度:10 施設、令和3年度:12 施設、令和4年度:14
施設、令和5年度:17 施設)。

(注)臓器提供施設連携体制構築事業において、臓器提供の経験が豊富な医療機関の経験の共有の支援のほか、医療機関が患者の臓器提供意思