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08 参考資料2 定期接種の検討状況 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40826.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第26回 6/20)《厚生労働省》 |
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定期接種化を検討しているワクチンの主な審議内容
(令和6年6月時点)
ワクチン名
審議会における委員からの主な意見・審議内容等
仮に広く接種をするに当たっては、より高い安全性が期待出来るワクチンの承認が前提であり、新たなMMRワクチンの開発
が望まれる。(平成25年7月 第3回基本方針部会)
•
単味ワクチンについては、研究班の報告から、接種後に一定の頻度で無菌性髄膜炎等が発症することが改めて確認された。ま
た、MMRワクチンについては、国内で実施中の臨床試験が完了しており、企業へのヒアリング等を行い、ワクチンに関する
知見を更に収集する方針。(令和6年1月24日 第23回ワクチン小委)
•
知見の一定の集積を踏まえ、「組換えワクチンに関する知見(有効性、安全性、費用等)」「生ワクチンに関する新たな知見
(有効性の持続期間等)」「組換えワクチンも含めた中立的な費用対効果評価」等の観点で、ファクトシートへの追記を国立
感染症研究所に依頼。(令和5年11月 第21回ワクチン小委)
•
令和6年3月までに、母子免疫(新生児と乳児の予防) と、高齢者等の予防を目的としたワクチンが各々薬事承認。
RSVワクチン
•
母子免疫について、疾病負荷は一定程度明らかであるが、安全性についての情報収集や、抗体製剤(ニルセビマブ)の扱いが
論点とされた。高齢者への接種については、疾病負荷が論点とされた。いずれも企業からのヒアリングを含め、各論点につい
て検討を進める方針。(令和6年3月第24回ワクチン小委)
不活化ポリオ
ワクチン
•
5回目接種の必要性について、4種混合ワクチンでの接種の検討も合わせて、議論を継続。 (平成30年9月第11回ワクチン小委)
•
定期接種化に向けて、今後の論点を整理。(令和元年7月第13回・11月第14回ワクチン小委)
•
65歳の者に対して、PPSVを用いた定期接種を継続することが望ましい。(平成31年以降)
•
PPSVの再接種や、PCV13を用いたハイリスク者への接種については引き続き検討。 (平成30年9月 第11回ワクチン小委)
•
PCVについて、多価ワクチンの開発の状況等を踏まえ、企業からのヒアリングを含め検討を進める。(令和5年12月第22回ワク
•
PCV20について、PCV13及びPCV15と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がなく、接種に係る費用が増加しない
見込みであることを踏まえ、定期接種に位置づける方向性で基本方針部会で検討。 (令和6年5月第25回ワクチン小委)
•
沈降精製百日せき・
ジフテリア・破傷風 •
混合ワクチン
百日せきによる乳児の重症化予防を目的とした、百日せきワクチンの妊婦への接種について、感染症発生動向調査の必要な
データがまとまった段階で、再度検討する方針。(平成29年11月 第7回ワクチン小委)
帯状疱疹ワクチン
高齢者に対する
肺炎球菌ワクチン
既に対象疾病で
ある疾患に係る
・接種回数
・年齢
・接種するワク
チンの種類
等に関する検討
2024(令和6)年6月20日
参考
資料
2
•
おたふくかぜ
ワクチン
新たな対象疾病
に関する検討
第26回厚生科学 審議会予防 接種 ・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会
小児に対する
肺炎球菌ワクチン
チン小委)
定期接種化に向けて6つの検討案を整理(令和2年1月第15回ワクチン小委)。そのうち「接種開始時期の前倒し」を令和5年
度から定期接種化。残り5つの検討案についても、必要なデータ等の取得の上で、順次検討を進めることとなった。
•
•
5種混合ワクチンは令和6年度より定期接種化。
令和2年12月に4価HPVワクチンの男性への適用拡大(肛門癌など)が薬事承認。
•
国立感染症研究所が作成したファクトシートに基づき議論。有効性、安全性は一定程度確認されたが、費用対効果に課題があ
り、引き続き、薬事承認の状況を注視しつつ議論を継続。(令和6年3月第24回ワクチン小委・令和6年5月第60回基本方針部会)
経鼻インフルエンザ •
ワクチン
小児に対する経鼻弱毒生ワクチンについて、有効性・安全性については現行の不活化ワクチンと大きく変わりないとされた。
1
引き続き科学的知見を収集。(令和6年5月第25回ワクチン小委)
HPVワクチンの
男性への接種
(令和6年6月時点)
ワクチン名
審議会における委員からの主な意見・審議内容等
仮に広く接種をするに当たっては、より高い安全性が期待出来るワクチンの承認が前提であり、新たなMMRワクチンの開発
が望まれる。(平成25年7月 第3回基本方針部会)
•
単味ワクチンについては、研究班の報告から、接種後に一定の頻度で無菌性髄膜炎等が発症することが改めて確認された。ま
た、MMRワクチンについては、国内で実施中の臨床試験が完了しており、企業へのヒアリング等を行い、ワクチンに関する
知見を更に収集する方針。(令和6年1月24日 第23回ワクチン小委)
•
知見の一定の集積を踏まえ、「組換えワクチンに関する知見(有効性、安全性、費用等)」「生ワクチンに関する新たな知見
(有効性の持続期間等)」「組換えワクチンも含めた中立的な費用対効果評価」等の観点で、ファクトシートへの追記を国立
感染症研究所に依頼。(令和5年11月 第21回ワクチン小委)
•
令和6年3月までに、母子免疫(新生児と乳児の予防) と、高齢者等の予防を目的としたワクチンが各々薬事承認。
RSVワクチン
•
母子免疫について、疾病負荷は一定程度明らかであるが、安全性についての情報収集や、抗体製剤(ニルセビマブ)の扱いが
論点とされた。高齢者への接種については、疾病負荷が論点とされた。いずれも企業からのヒアリングを含め、各論点につい
て検討を進める方針。(令和6年3月第24回ワクチン小委)
不活化ポリオ
ワクチン
•
5回目接種の必要性について、4種混合ワクチンでの接種の検討も合わせて、議論を継続。 (平成30年9月第11回ワクチン小委)
•
定期接種化に向けて、今後の論点を整理。(令和元年7月第13回・11月第14回ワクチン小委)
•
65歳の者に対して、PPSVを用いた定期接種を継続することが望ましい。(平成31年以降)
•
PPSVの再接種や、PCV13を用いたハイリスク者への接種については引き続き検討。 (平成30年9月 第11回ワクチン小委)
•
PCVについて、多価ワクチンの開発の状況等を踏まえ、企業からのヒアリングを含め検討を進める。(令和5年12月第22回ワク
•
PCV20について、PCV13及びPCV15と比較して有効性の向上が期待でき、安全性に差がなく、接種に係る費用が増加しない
見込みであることを踏まえ、定期接種に位置づける方向性で基本方針部会で検討。 (令和6年5月第25回ワクチン小委)
•
沈降精製百日せき・
ジフテリア・破傷風 •
混合ワクチン
百日せきによる乳児の重症化予防を目的とした、百日せきワクチンの妊婦への接種について、感染症発生動向調査の必要な
データがまとまった段階で、再度検討する方針。(平成29年11月 第7回ワクチン小委)
帯状疱疹ワクチン
高齢者に対する
肺炎球菌ワクチン
既に対象疾病で
ある疾患に係る
・接種回数
・年齢
・接種するワク
チンの種類
等に関する検討
2024(令和6)年6月20日
参考
資料
2
•
おたふくかぜ
ワクチン
新たな対象疾病
に関する検討
第26回厚生科学 審議会予防 接種 ・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会
小児に対する
肺炎球菌ワクチン
チン小委)
定期接種化に向けて6つの検討案を整理(令和2年1月第15回ワクチン小委)。そのうち「接種開始時期の前倒し」を令和5年
度から定期接種化。残り5つの検討案についても、必要なデータ等の取得の上で、順次検討を進めることとなった。
•
•
5種混合ワクチンは令和6年度より定期接種化。
令和2年12月に4価HPVワクチンの男性への適用拡大(肛門癌など)が薬事承認。
•
国立感染症研究所が作成したファクトシートに基づき議論。有効性、安全性は一定程度確認されたが、費用対効果に課題があ
り、引き続き、薬事承認の状況を注視しつつ議論を継続。(令和6年3月第24回ワクチン小委・令和6年5月第60回基本方針部会)
経鼻インフルエンザ •
ワクチン
小児に対する経鼻弱毒生ワクチンについて、有効性・安全性については現行の不活化ワクチンと大きく変わりないとされた。
1
引き続き科学的知見を収集。(令和6年5月第25回ワクチン小委)
HPVワクチンの
男性への接種