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資料2 薬局起点の情報共有事例 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40835.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第5回 6/19)《厚生労働省》
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第5回電子処方箋等検討ワーキンググループ

■薬局起点の情報共有事例

資料2

令和6年6月19日

〇薬局が取り扱う患者情報は、医療機関からの求めや薬剤師の判断に拠り、医療機関・薬局に提供・共有されている。
〇 これらの患者情報を関係者で共有することは、当該患者が薬物療法等を受けていく上での安全性に寄与するものであり、これらが構造的な一連の情報として
電子的に活用されることは有用である。

病院

薬局

該当レジメンの副作用等を
踏まえた奏効性の判断

①化学療法に関する情報提供文書



外来受診中の患者状況の

把握(持参薬確認の軽減)
②入院予定患者に係る情報提供文書 か

がん患者や入院から外来通院に係る

病診連携による情報提供に使用



服薬状況による効果判定

③吸入薬指導に係る情報提供文書
再入院等イベントの抑制

喘息・COPD

糖尿病

④糖尿病患者へのフォローアップ
慢性心不全 等
に係る情報提供文書 局
在宅における
最適な治療方針の判断

診療所・歯科診療所
薬局

⑤薬学的管理指導計画書
居宅療養管理指導報告書

患者①
患者のレジメン(治療内容)等を確認し、投薬されている抗悪性腫瘍剤や支持療法 外来がん化学療法
に係る薬剤に関して、電話等により服用状況、患者の服薬中の体調の変化(副作
用が疑われる症状など)の有無等について確認
入院を予定している患者について、外来受診中の保険医療機関、診療科等に
おける服用中の薬剤、服薬状況、併用薬剤(OTCも含む)等の把握

患者②
入院予定

文書や練習用吸入器等を用いて適切な吸入薬の使用等に係る薬学的管理
及び指導の実施

患者③
喘息やCOPD

糖尿病用剤服用患者に対する調剤後の電話等により、その使用状況、服薬中
の体調の変化(副作用が疑われる症状など)の有無等について確認

患者④
糖尿病

・医師からの診療情報提供書に基づき当該患者に対して在宅での
管理指導計画を策定
・患家訪問後に訪問時の患者の状況等の確認

患者⑤
在宅

⑥かかりつけの患者に関する情報提供文書

・かかりつけ薬局からの情報を
踏まえた臨時的な状況の判断

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出張・旅行 等

患者⑥
かかりつけ