資料3-3 西浦先生提出資料 (134 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第77回 3/23)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
ルタイム推定とシナリオ分析
推定報告感染者数の更新
1.観察データ(年齢群別)へガンマ分布を適合(外挿モデルの検討)によるリアルタイム
推定(P135ー138に記載)
以下の右側打ち切りを考慮した尤度方程式を解き、年齢群別のガンマ分布𝑓𝑎 (𝑡)のパラメータを求めた
(データは12月20日以降)。
𝑁𝑎
𝐿(𝜃) = ෑ
𝑓𝑎 𝑡 𝑑𝑡
∞
1 − 𝑠𝑑 𝑠 𝑎𝑓 𝑇
𝑖=1
𝑖は個体の識別番号、𝑁𝑎 は年齢群別の報告感染者数、 𝑇は最終報告日である。
2.シナリオ分析: 第6波の直後に第7波が来ると想定し、Gamma分布モデルと
Richardsモデルを結合(P139ー140に記載)
第6波の感染者数は Gamma モデルで推定した(これまでの公表資料参照)。
2-1.第7波は沖縄県を参考にした。年齢群別にRichards モデルから推定した後に全国の規模に合わせ
てリスケーリングを行った。感染者数のピークを単純にリスケーリングしたもの、2倍の2つのシナリオを検討
した。第7波の開始は年齢群別、シナリオ別で異なるがおおむね3月の上旬とした(推定値を統合するため)。
2-2.第7波は1で推定した(ガンマ分布適合)値と同程度の流行が起こると仮定した。3月19日から感染者
数が増加に転じる(ガンマ分布モデルとガンマ分布モデルを結合)
134
134