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吉川委員提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40880.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第6回 6/21)《厚生労働省》
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吉川委員提出資料

2024 年 6 月 21 日
かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会
座長 永井 良三 様
公益社団法人日本看護協会
常任理事 吉川 久美子
意 見 書
令和 6 年 6 月 21 日に開催される第 6 回かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する
分科会を所用により欠席いたしますので、下記の通り、書面にて意見を提出いたします。

これまでの検討会では、かかりつけ医機能報告の報告内容について、国民・患者が自らの症
状等に応じて最善の治療を安心して受けるための、適切な医療機関の選択の判断材料とな
るような情報が必要であるとの統一した認識のもと、様々な観点から議論がなされてきま
した。そしてこの点について看護職の立場から、「かかりつけ医機能報告書」及び「医療情
報提供項目」の内容について、これまで、「患者自らが最善の治療を受けるための医療機関
の選択の判断材料となる情報の提供が必要であること、医師や看護師、また専門性の高い看
護師の人数のみならず、具体的に提供できるケアや支援の情報が必要」と意見を述べてきま
した。
この度、資料 2 の「障害者団体・関係団体からのヒアリング結果」を拝見し、非常に重要
な意見をいただいたと認識しております。その中でも、褥瘡に対する処置を実施している医
療機関等に関する詳細な情報に対するニーズについては、麻痺がある方、寝たきりの方など
には切実な問題と思います。これを受け、褥瘡の処置について言えば、褥瘡に関する専門的
な教育を受けている皮膚・排泄ケア認定看護師が対応可能です。医療機能情報提供制度の情
報提供項目として、たとえば、「褥瘡の治療・ケア情報」として「皮膚・排泄ケア認定看護
師」などの専門性の高い看護師の情報の追加が必要と考えますので、ご検討いただきたく存
じます。
以上