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議題4 先-5 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41117.html
出典情報 先進医療会議(第133回 7/4)《厚生労働省》
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先ー5
6.7.4

経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2 0 2 4 (令和6年6月21日 閣議決定)(主な箇所抜粋⑧)
(創薬力の強化等ヘルスケアの推進)
(略)イノベーションの進展を踏まえた医療や医薬品を早期に活用できるよう民間保険の活用も含めた保険外併用療養費制度の在り方
の検討を進める。ドラッグロス等への対応やプログラム医療機器の実用化促進に向けた薬事上の措置を検討し、2024年末までに結論を
得るとともに、承認審査・相談体制の強化等を推進する。あわせて、PMDAの海外拠点を活用した薬事規制調和の推進等に取り組む。
引き続き迅速な保険収載の運用を維持した上で、イノベーションの推進や現役世代等の保険料負担に配慮する観点から、費用対効果評
価の更なる活用の在り方について、医薬品の革新性の適切な評価も含め、検討する。また、休薬・減薬を含む効果的・効率的な治療に
関する調査・研究を推進し、診療のガイドラインにも反映していく。足下の医薬品の供給不安解消に取り組むとともに、医薬品の安定
的な供給を基本としつつ、後発医薬品業界の理想的な姿を見据え、業界再編も視野に入れた構造改革を促進し、安定供給に係る法的枠
組みを整備する。バイオシミラーの使用等を促進するほか、更なるスイッチOTC化の推進等※195によりセルフケア・セルフメディ
ケーションを推進※196しつつ、薬剤自己負担の見直し※197について引き続き検討を進める。(略)2025年度薬価改定に関しては、イノ
ベーションの推進、安定供給確保の必要性、物価上昇など取り巻く環境の変化を踏まえ、国民皆保険の持続可能性を考慮しながら、そ
の在り方について検討する。このほか、MEDISO※198の機能強化、CARISO(仮称)※199の整備など医療介護分野のヘルスケ
アスタートアップの振興・支援の強力な推進、2025年度の事業実施組織の設立に向けた全ゲノム解析等に係る計画※200の推進を通じた
情報基盤※201の整備や患者への還元等の解析結果の利活用に係る体制整備、創薬AIプラットフォーム※202の整備、医療機器を含むヘ
ルスケア産業、iPS細胞を活用した創薬や再生医療等の研究開発の推進及び同分野に係る産業振興拠点の整備や医療安全の更なる向
上・病院等の事務効率化に資する医薬品・医療機器等の製品データベースの構築等を推進する。また、ヘルスケア分野について、HX
(ヘルスケア・トランスフォーメーション)推進や投資拡大に向け、規制改革を含む政策対応を行う。仮名加工医療情報を用いた研究
開発を推進するため、次世代医療基盤法※203の利活用を進める。リフィル処方について、活用推進に向けて、阻害要因を精査し、保険
者からの個別周知等による認知度向上を始め機運醸成に取り組む。
※195 検査薬についての在り方の議論を含む。
※196 この取組は、国民自らの予防・健康意識の向上、タスクシフト/シェアの取組とともに医師の負担軽減にも資する。
※197 改革工程において、「薬剤定額一部負担」、「薬剤の種類に応じた自己負担の設定」及び「市販品類似の医薬品の保険給付の在り方の見直し」
が記載されている。
※198 医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDical Innovation Support Office)。
※199 介護分野におけるMEDISOと同様の相談窓口(CARe Innovation Support Office)。
※200 「全ゲノム解析等実行計画2022」(令和4年9月30日厚生労働省)。
※201 マルチオミックス(網羅的な生体分子についての情報)解析の結果と臨床情報を含む。
※202 複数の創薬AI(リガンド(がん細胞を認識する抗体等)の情報を含む。)を開発し、それらを統合するプラットフォーム。
※203 医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報及び仮名加工医療情報に関する法律(平成29年法律第28号)。

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