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【参考1】医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》
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問題の背景

医療用医薬品の安定確保策に関する
関係者会議について

参考資料1
第6回安定確保会議
2022.3.25



現在、抗菌薬等の比較的安価な医療用医薬品については、
・採算性等(※1)の関係で、世界的に見て、中国等の数社に医薬品原料物質や原薬の製造が集中 ※1 比較的安い人件費、
大量生産による効率化など

・複数の国にサプライチェーン(※2)がまたがっていることが多い ※2 原料物質⇒中間体⇒原薬⇒製剤の流れ
・現地の環境規制対策等により生産コストが上昇している一方で、数次の市場実勢価格に基づく薬価改定により採算
性が悪化
・品質基準に対する対応の遅れや追加コスト発生 等
安定供給上の構造的なリスクが存在。


実際に、抗菌薬「セファゾリン」について、中国等での製造上のトラブルに起因して長期にわたり安定的な供給が
滞り、医療の円滑な提供に深刻な影響を及ぼす事案が発生(昨年3月~11月)。



このほかのものについても、様々な要因で供給不安に陥る事案が発生。昨今、関係学会等から、安定的な医薬品の
供給を求める要請(※3)が寄せられている。

※3 昨年8月に化学療法学会等の4学会から、11月に日本医師会から、それぞれセファゾリン以外も含めた医薬品の安定供給について
要請あり



また、全世代型社会保障検討会議中間報告(昨年12月19日)において、「医療提供体制の改革」として「必要不
可欠な医薬品の安定供給の確保」が盛り込まれている。

関係者会議の設置
○ 医薬品製造や流通のステークホルダーや有識者を集めた関係者会議を開催し、医薬品の安定確保策について議論す
る。
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