別紙4

総合的な介護人材確保対策（主な取組）
①介護職員の
処遇改善

○ 介護人材の確保のため、これまでに累次の処遇改善を実 ○ 令和６年度報酬改定では、以下の改正を実施。
・ 介護職員の処遇改善のための措置をできるだけ多くの事業所に活
施。介護職員処遇改善加算、介護職員等特定処遇改善
用されるよう推進する観点から、３種類の加算を一本化。
加算、介護職員等ベースアップ等支援加算の創設・拡充に
・ 介護現場で働く方々にとって、令和６年度に2.5％、令和７年度に
加え、介護職員の収入を２％程度（月額平均6,000円相
2.0％のベースアップへと確実につながるよう、加算率を引き上げ。
当）引き上げるための措置を、2024年２月から５月まで実施。

②多様な人材の
確保・育成

○ 介護福祉士修学資金貸付、実務者研修受講資金貸付、
介護・障害福祉分野就職支援金貸付、再就職準備金貸付
による支援
○ 中高年齢者等の介護未経験者に対する入門的研修の実
施から、研修受講後の体験支援、マッチングまでを一体的に
支援

③離職防止
定着促進
生産性向上

○ 生産性向上ガイドラインの普及、生産性向上の取組に関する相談
○ 介護ロボット・ＩＣＴ等テクノロジーの導入・活用の推進
を総合的・横断的に取り扱うワンストップ相談窓口の設置
○ 令和６年度介護報酬改定による生産性向上に係る取組の
○ 悩み相談窓口の設置、若手職員の交流推進
推進（介護報酬上の評価の新設等）
○ オンライン研修の導入支援、週休３日制、介護助手としての就労
○ 介護施設・事業所内の保育施設の設置・運営の支援
や副業・兼業等の多様な働き方を実践するモデル事業の実施

④介護職の
魅力向上

○ 学生やその保護者、進路指導担当者等への介護の仕事の ○ 民間事業者によるイベント、テレビ、SNSを活かした取組等を通じて全
国に向けた発信を行い、介護の仕事の社会的評価の向上を図るとと
理解促進
もに、各地域の就職相談のできる場所や活用できる支援施策等の周
知を実施

⑤外国人材の
受入れ環境整備

○ 介護福祉士を目指す留学生等の支援（介護福祉士修学資 ○ 海外12ヵ国、日本国内で特定技能「介護技能評価試験」等の実施
金の貸付推進、日常生活面での相談支援等）
○ 海外向けオンラインセミナー等を通じた日本の介護についてのPR
○ 介護福祉士国家試験に向けた学習支援（多言語の学習教 ○ 働きやすい職場環境の構築支援（国家資格の取得支援やメンタルヘ
材の周知、国家試験対策講座の開催）
ルスのケアのための経費助成、eラーニングシステム等の支援ツールの
導入費用の助成、介護の日本語学習支援、巡回訪問等）

○ 多様な人材層の参入促進、介護助手等の普及促進
○ キャリアアップのための研修受講負担軽減や代替職員の確保支
援
○ 福祉系高校に通う学生に対する返済免除付きの修学資金の貸
付を実施