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資料2ー1:坂井参考人提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24877.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第7回 3/30)《厚生労働省》
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2020年の感染拡大期と感染安定期の脳卒中入院患者数の比較
(対2019年)
感染拡大期(3-5月、7-8月、11-12月)、感染安定期(1-2月、6月、9-10月)

2020年脳卒中入院患者数
(対2019年)

感染拡大期

全体 (n=530)

-4.27±20.7%

P<0.001

4.97±20.7%

-3.07±21.3%

P<0.001

5.97±28.4%

感染者数2300/人口100万人未満
(n=405)
感染者数2300/人口100万人以上
:北海道,東京,神奈川,大阪,沖縄
(n=125)




感染安定期

P=0.009

-8.15±17.9%

P=0.06
P<0.001

1.72±19.6%

全国530のPSCの急性期脳卒中(脳梗塞+脳出血+くも膜下出血)の入院患者数は、感染拡大期は
入減少し、安定期には増加していた。
2020年12月末時点で、人口100万人当たりのCOVID19感染者数が2300人以上の地域(北海道,
東京,神奈川,大阪,沖縄)では有意に減少しており、感染拡大期の入院数減少は感染者数が多い地
域で顕著であった。
COVID19感染拡大に対する感染対策と行動変容が、感染者の多い地域において脳卒中発症者数
の減少に関与した可能性がある。
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