よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1  厚生労働特別科学研究「へき地・離島等での血液製剤の有効利用のための研究」について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43282.html
出典情報 薬事審議会 血液事業部会適正使用調査会(令和6年度第1回 9/9)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年度第1回適正使用調査会

令和6年度 厚生労働科学特別研究
「へき地・離島等での血液製剤の有効利用のための研究」
代表者:田中

参考資料1

朝志(東京医科大学)

概 要:へき地・離島等の医療機関においては、緊急輸血が必要な場合に血液センターから血液製剤の搬送に時間がかか
るため、備えとして余剰在庫をかかえ廃棄率が高いという課題がある。また、緊急避難的な血液製剤の融通を行ったこと
がある施設でもその取扱い方法が整理されていた施設は少なく、内容も不十分であった。地域の医療連携体制の元で、ブ
ラッドローテーション(Blood Rotation;BR)を運用するに当たり、情報の記録等も含めた血液製剤の適切な保管管理、血
液製剤の品質を維持できる適切な輸送の方法等、血液製剤の取扱いに関するノウハウや費用対効果の高い運用方法等の知
見が不足している。本研究は、へき地・離島等の実状に基づいたBRのマニュアル等作成と輸血療法の医療連携を推進する
ための提言作成を目的とする。