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参考資料6 心臓移植希望者(レシピエント)選択基準 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43677.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会臓器移植委員会(第68回 9/18)《厚生労働省》
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参考資料6

心臓移植希望者(レシピエント)選択基準
1.適合条件
(1)ABO式血液型
ABO式血液型の一致(identical)及び適合(compatible)の待機者
を候補者とする。
(2)体重(サイズ)
体重差は-20%~30%であることが望ましい。
ただし、移植希望者(レシピエント)が小児である場合は、この限り
ではない。
(3)前感作抗体
リンパ球直接交差試験(ダイレクト・クロスマッチテスト)を実施し、
抗T細胞抗体が陰性であることを確認する。
パネルテストが陰性の場合、リンパ球直接交差試験(ダイレクト・ク
ロスマッチテスト)は省略することができる。
(4)CMV抗体
CMV抗体陰性の移植希望者(レシピエント)に対しては、CMV抗
体陰性の臓器提供者(ドナー)が望ましい。
(5)HLA型
当面、選択基準にしないが、必ず検査し、登録する。
(6)虚血許容時間
臓器提供者(ドナー)の心臓を摘出してから4時間以内に血流再開す
ることが望ましい。
2.優先順位
適合条件に合致する移植希望者(レシピエント)が複数存在する場合には、
第一に(1)が優先され、それ以降の優先順位は、
(2)から(5)までを勘
案して決定する(3.の具体的選択方法を参照)。
(1)親族
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