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2024年度 病院経営定期調査-中間報告-緊急速報 (4 ページ)

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出典情報 2024年度 病院経営定期調査-中間報告-緊急速報(9/18)《日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会》
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2024 年度 病院経営定期調査

2024 年9月 18 日

<まとめ>
I.

医業損益の 2 年連続年度比較(2022 年度/2023 年度) 2023 年度全病院の医
業損益(稼働 100 床あたりの平均)で見ると、医業利益はマイナス 20,029 万円、経
常利益はマイナス 3,412 万円、補助金を除く損益差額はマイナス16,105万円、コロ
ナ関連の補助金を除く経常利益はマイナス 8,391 万円であり、全病院の平均経常利
益は、2022 年度プラス 4.9%の黒字より 2023 年度マイナス1.2%の赤字となっ
た。

II.

医業損益の前年同月比較(2023 年 6 月/2024 年 6 月) 全病院の医業損益(稼
働 100 床あたりの平均)で見ると、医業収益は前年比マイナス0.1%、医業費用は前
年比プラス 0.9%増となり、稼働 100 床当たり医療利益の赤字幅は 241 万円の拡
大、医業外収益はマイナス 158 万円の減収、経常利益はマイナス 1,379 万円からマイ
ナス 1,732 万円となり、赤字幅は 353 万円拡大していた。

III.

2024 年度は、診療報酬改定の影響もあり医業収益は前年比マイナス 0.1%、コロナ
関連緊急包括支援事業補助金、水道光熱費補助金は、減額ないしほぼゼロとなり、一方
で給与費の負担増、物価高騰の影響で医業費用は、前年同月比較では、稼働 100 床あ
たりプラス 0.9%増加していた。

IV.

6 年連続年度比較 医業利益、経常利益 年度比較では、100 床あたりの医業利益・経
常利益の比較では、2023 年度はコロナ関連の補助金を除く経常利益を含めてすべて
赤字であった。

V.

(※別添資料)WAM(福祉医療機構)「2024年 6 月調査病院の経営状況(速報値)につ
いて、WAM(福祉医療機構)調査では、2023 年度の一般病院(急性期)医業利益率は
マイナス2.0%、 同じく一般病院(急性期)経常利益率はマイナス 0.1%と悪化してい
た。

一般社団法人 日本病院会

公益社団法人 全日本病院協会

一般社団法人 日本医療法人協会