2024 年度 病院経営定期調査

2024 年９月 18 日

一般社団法人 日本病院会 会長 相澤 孝夫
公益社団法人 全日本病院協会 会長 猪口 雄二
一般社団法人 日本医療法人協会 会長 加納 繁照

病院経営の危機的状況に対する救済措置・財政支援の要望
記



日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の 3 病院団体は、診療報
酬改定や、我が国の経済状況が医療機関に与える影響を調査・検証し、会員病
院の運営に資すると共に、次回改定に向けて医療政策が改善する資料として
発信していくことを目的として合同で調査を行っている。 ここに中間結果
（速報値）を取りまとめたので報告する。

 3 病院団体による 2024 年度病院経営定期調査の中間報告（速報値）によ
り、病院の経営状況が急速に悪化していることが明らかとなった。
 医業損益の前年同月比較（2023 年 6 月/2024 年 6 月）では減収・減益
となっており、極めて厳しい経営状況が明らかとなった。
 病院は深刻な経営不振の状況に陥っており、このままでは地域医療に少なか
らず影響が出る恐れが高い。国民の生命を守るためにも、特例的な救済措置・
財政支援を求める。

一般社団法人 日本病院会

公益社団法人 全日本病院協会

一般社団法人 日本医療法人協会