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【参考資料1】急性呼吸器感染症サーベイランスの実施に向けた研究結果 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43386.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第89回 9/18)《厚生労働省》
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◼ 背景:
➢ 急性呼吸器感染症定点の検討において、「インフルエンザ/COVID-19定点」が一つの参考となる。
➢ しかし、現在の「インフルエンザ/COVID-19定点」が検討された当時と、保健所数、その規模・分布の状況は大きく変化している。

◼ 目的:
➢ 人口あたり定点数の適正化を図ること
➢ 現在の「インフルエンザ」発生動向情報の再現性の観点から、妥当な定点設置基準を検討すること

◼ 方法:
① 現在の468保健所管轄の人口に基づき、感染症発生動向調査事業実施要領インフルエンザ定点選定基準(小児科、内科)を参考に、定点設
置のための人口の大きさ及び区分を変更し検討した。
② 実際の報告数( 2018年4月~2019年3月、2019年4月~2020年3月、2023年5月~2024年4月の報告数)を用いて、保健所管内地域別

の「人口1万人あたり定点数」のバラツキと、その全体の中央値±0.1に含まれる集中度を評価し、定点配置変更した状況における「インフ
ルエンザ」定点あたり報告数のシミュレーション比較を行った。
③ ARI定点を考慮し、 2023年5月~2024年4月「インフルエンザ/COVID-19定点」による「COVID-19の報告割合」について実報告数とシ
ミュレーションでの比較を行った。

◼ 結果:
➢ 小児科:7.5万人あたり1定点、内科:10万人あたり1定点(パターンA、2,976定点):
現行パターンと比較し、 「人口1万人あたり定点数」のバラツキの程度は小さくなり、全国及び都道府県別の発生動向の再現度も確認
➢ 小児科:5万人あたり1定点、内科:10万人あたり1定点(パターンB、3,760定点):
現行パターンと比較し、 「人口1万人あたり定点数」のバラツキの程度は小さくなり、全国及び都道府県別の発生動向の再現度も確認
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