よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 重点感染症リストの見直しについて (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43979.html
出典情報 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第5回 9/30)・重点感染症作業班(第1回 9/30)(合同開催)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料2

重点感染症リストの見直しについて

⚫ 「ワクチン開発・生産体制強化戦略 (令和3年6月1日)」に基づき、感染症危機対応医薬品等の利用可能性確保に関する検
討会(令和4年3月22日)において、予見可能性に基づく重点感染症の分類が整理されるとともに、重点感染症の判断指標、
重点感染症リスト(暫定案)が報告された。この重点感染症リストは、国内外の感染症発生動向や公衆衛生危機管理に係る政
策ニーズに対する情勢変化等に適切に対応する必要があり、客観的な判断基準を作成し、必要に応じて見直しを行っていくこ
ととしている。
⚫ 今般、WHOから新規抗菌薬が緊急に必要な薬剤耐性菌のリスト(令和6年5月17日) ※1 及び病原体優先順位付け(令和6年
7月30日) ※2 の報告書が公開された。国内では「新型インフルエンザ等政府行動計画 (令和6年7月2日)」 ※3 において、
平時から重点感染症に対する感染症危機対応医薬品等の研究開発を推進し、活用に至る一連のエコシステムの構築を支援する
こと、第40回健康・医療戦略推進専門調査会(令和6年8月26日)において、第3期医療分野研究開発推進計画骨子が審議さ
れ、統合プロジェクトの再編により感染症プロジェクトが設置されることが示された。

⚫ こうした状況を踏まえ、重点感染症作業班を設置し、今年度中に重点感染症リスト(及び重点感染症の該当性の判断基準)の
見直しを行い、更新した重点感染症に対する感染症危機対応医薬品の利用可能性確保に関しての検討を進める。なお、重点感
染症の対象となりうる疾患は多岐に渡り、専門性も高いため、疾患毎の検討は作業班と各疾患の専門家や有識者からなる参考
人で構成し、検討を行う。
※1https://www.who.int/publications/i/item/9789240093461
※2https://www.who.int/publications/m/item/pathogens -prioritization-a-scientific-framework-for-epidemic-and-pandemic-research-preparedness
※3https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html

重点感染症作業班
◎大曲 貴夫
加藤 康幸

※50音順 敬称略 ◎班長 ●副班長

国立国際医療研究センター病院副院長(感染・危機管理担当、災害、救急担当)、国際感染症センター長
国際医療福祉大学医学部

教授

●斎藤 智也

国立感染症研究所危機管理研究センター長

中野 貴司

学校法人川崎学園川崎医科大学小児学科

三﨑 貴子

川崎市健康安全研究所

森川 茂

国立感染症研究所 名誉所員

所長

特任教授