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資料7 全国がん登録システム不具合への対応と作業進捗 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44078.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第29回 10/7)《厚生労働省》
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国立がん研究センターがん対策研究所がん登録センター

全国がん登録システム不具合への対応と作業進捗①
事象と原因
【事象】2023年初夏の2020年集計確定の際に数値の異常が発覚
【原因】全国がん登録データベースのシステム更改において、以下の要因が重なったことにより、
がんを分類するコード(ICD-O)の更新を行った際の作業に不備が生じた。
• 委託業者との理解共有・コミュニケーション不足
• コード更新における準備工程期間の不足、検証体制の未整備
• がん登録運用方針決定における国がん内意思決定プロセスの不備

講じた再発防止策
• システム請負業者との会議の頻度を増やし、管理責任者は常時、会議に参加することと
した。
• アプリケーションを用いたプロジェクト管理を導入し、関係者内において事業内容の理解と
進捗が共有されるようにした。
• 全国がん登録システムを含むがん登録関連システム全体の合理化につき抜本的に検討
している。
• 2025年度以降のシステム改修については、十分な工程期間を確保するとともに、外部
有識者による十分な検証体制を構築することとした。
• がん登録運用における方針決定を整理し、それに伴う諮問委員会の見直しを行った。
• これら作業を主体的に担う国がん職員を補充し、役割の再整理を行っている。
2024/10/7

厚生科学審議会がん登録部会

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