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【参考資料2】藤井構成員提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44099.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第3回 10/3)《厚生労働省》
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もりおか心のクリニックの取組~多職種の雇用と多機関連携で地域のニーズに応える~
〇精神科医の診療に加えて、看護師、精神保健福祉士が必要に応じて診療前後に面接を行うことにより、家族機能も含め
たアセスメントに基づき本人のニーズに沿った医療・支援を提供。
〇他の医療機関、地域援助事業者、行政機関、学校等、多くの関係機関との顔の見える連携を構築し、ケース会議や人材
交流等を通じて地域社会に貢献。

【基本情報】

【診療機能】

⚫ 岩手県 最寄り駅から車で10分弱
⚫ 道路を挟んで向かいに総合病院があり、市立病院、調剤薬局、就労継続支
援B型事業所、老人保健施設が隣接している
⚫ 外来患者数は1日約100名
⚫ 看護師・精神保健福祉士による精神科訪問看護(複数訪問)
⚫ 盛岡圏域の精神科病院は8施設、精神科診療所は17施設(盛岡圏域の人口
は455,535人)
スタッフ構成
⚫ 心理職:1名(非常勤)
⚫ 精神科医師:常勤1名(院長)
⚫ 医療事務:3名(うち1名医療相談員)
⚫ 看護師:常勤2名 非常勤3名
⚫ 教員免許取得者:1名
⚫ 精神保健福祉士:2名

【連携機能】 顔の見える連携づくり
• 障害福祉サービス事業所、老人保健施設との連携
• 精神科病院:入院が必要な患者の受け入れを依頼
• 若者サポートステーション(精神的な問題を抱える未受診
者の新患受け入れや相談窓口、適切な機関(保健所や支援
センターなど)との連携
• 学校:患者の子供に関する相談や未受診児童の他機関連
携によるケースワーク

調剤薬局

ハローワーク

若者サポート
ステーション

デイケアプログラムの提供

多職種でそれぞれの専門性を活かして役割分担
精神科医

看護師,PSW • 家族機能も含めたアセ
スメントとケースマネジ
メント
• 子育て中の患者のこど
診察
もの養育サポート
面接
• 患者と共に医師に伝え
(必要時)
- 精神科デイケアの提供
る内容をまとめる
- 緊急時の相談
• 診察に同席
- 診断がつかなかったとして
• 訪問看護の提供
も必要に応じて相談を受け、
• 糖尿病療養指導士によ
カウンセリング
ケースワークを行って、必
る栄養指導、身体管理
(必要時)
要な機関につなげる





診断、通院精神療法
処方調整
身体管理の実施
ケース会議

【地域での役割】
• 院長が企業、市役所、刑務所、特別支援学校、地域生活定着支援セン
ターなどの産業医・嘱託医
• 警察署・刑務所:精神的な問題を抱える犯罪者・受刑者の相談・面接
• 市役所:メンタル不調者・未受診者の相談窓口
• 地域からの依存症・発達障害関連の患者、対応困難なケースの相談
窓口・サポートの提供
• ケース会議の開催と場所の提供

薬剤師・栄養士による服薬指導や栄養指導、就労に関するプログラム等

精神科デイケア
出典:厚労科研「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進する政策研究」分担研究(研究分担者:来住由樹)

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