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【参考資料2-5】急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランスに係る具体的な方針について(第89回 感染症部会 資料1) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43998.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第90回 10/9)《厚生労働省》
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1 . 急性呼吸器感染症(ARI)定点設計の検討

1ー1

現在の定点の設置状況と、急性呼吸器感染症(ARI)定点設定における今後想定される変更点
図:小児科定点とインフルエンザ/COVIDー19定点の指定状況

◼ 現在の定点の設置状況

※令和6年第1週~第4週の報告実績をもとに確認

• 保健所管内人口単位に基づき、約3,000か所の「小児科定点」を指定し、RSウ
イルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナの
患者の発生動向を把握。
• 保健所管内人口単位に基づき、約5,000か所の「インフルエンザ/COVID-19
定点」を指定し、インフルエンザ、COVID-19の患者の発生動向を把握。
• 小児科定点のうち約10%を「小児科病原体定点」、インフルエンザ/COVID19定点のうち約10%を「インフルエンザ病原体定点」として指定し、各病原
体定点から提出された検体又は病原体により、各種病原体の発生動向を把握。

小児科定点であり、
かつインフルエンザ
/COVID-19定点で
ある定点

99.3%

小児科定点

内科定点

インフルエンザ/
COVID-19定点

◼ 急性呼吸器感染症(ARI)定点設定における今後想定される変更点(変更箇所:赤字、検討事項:青字)
患者把握

病原体把握

現在

現在把握している疾患

定点種別

定点数

現在

ARI導入後
報告頻度

定点種別

週1回
(集計)

小児科定点、
又は急性呼吸
器感染症(ARI)
定点(小児科
定点)

ARI導入後

定点数

報告頻度

定点種別

定点数

検討事項

週1回
(集計)

小児科病原体
定点

300
※3

定点種別

定点数

急性呼吸器感
染症(ARI)病原
体定点
※4

検討事項

RSウイルス
A群溶血性レンサ球菌咽
頭炎

小児科定点

咽頭結膜熱

3,000
※1

※2

ヘルパンギーナ
季節性インフルエンザ
COVID-19

百日咳

インフルエン
ザ/COVID-19
定点

5,000

(全数)



週1回
(集計)

急性呼吸器感
染症(ARI)定点

検討事項



(全数)



週1回
(集計)


インフルエン
ザ病原体定点

500
※3









※1 小児科定点3,000のうち99.3%が、インフルエンザ/COVID‐19定点としても指定されている(2024年第1週~第4週の報告実績をもとに確認。)。
※2 小児科定点のうち、急性呼吸器感染症(ARI)定点としても指定される医療機関もある。
※3 小児科定点のうち約10%を小児科病原体定点として指定、インフルエンザ/COVID‐19定点のうち約10%をインフルエンザ病原体定点として指定しており、小児科病原体定点及びインフルエンザ
病原体定点を兼ねて指定されている医療機関もある。
※4 急性期呼吸器感染症(ARI)定点のうち約10%を急性期呼吸器感染症(ARI)病原体定点として指定し、同定点から収集された検体又は病原体を活用しゲノムサーベイランスを実施することを予定して
いる。なお、現在のCOVIDー19におけるゲノムサーベイランスの体制については、順次、急性期呼吸器感染症(ARI)病原体定点へ移行していくこととする。

➢ 現在の状況を踏まえ、小児科定点及びインフルエンザ/COVIDー19定点の設計をベースに定点の設計を検討してはどうか。

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