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資料2-1 重篤副作用疾患別対応マニュアル(案)の概要について[91KB] (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00011.html |
出典情報 | 重篤副作用総合対策検討会(第16回 10/17)《厚生労働省》 |
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令和6年 10 月 17 日
第 16 回重篤副作用総合対策検討会
資料2-1
令和5年度作成のマニュアル(案)の概要について
1.薬剤関連顎骨壊死・顎骨骨髄炎(案)(資料2-2)
本マニュアルは、平成 21 年5月に作成後、平成 30 年6月に改定しているが、
令和5年に関連6学会の顎骨壊死検討委員会による薬剤関連顎骨壊死の病態と
管理に関するポジションペーパーが7年ぶりに改定されたため、改定すること
とした。
主な変更点は、以下の5点である。
① 薬剤関連顎骨壊死・顎骨骨髄炎の英語表記を、ARONJ(Antiresorptive
agents-related osteonecrosis/osteomyelitis of the jaws ) か ら
MRONJ (Medication-related osteonecrosis/osteomyelitis of the
jaws)に変更(p.10~)
② 抜歯時の予防的休薬はしないことを推奨(p.27)
③ MRONJ 発症例に対する外科療法を推奨(p.24~)
④ 医歯薬連携下での口腔管理の重要性を周知(p.28)
⑤ ビスホスホネート製剤、抗 RANKL モノクローナル抗体以外に副作用を起
こし得る医薬品を追記(p.40)
2.ネフローゼ症候群(案)(資料2-3)
本マニュアルは、平成 22 年3月に作成後、平成 30 年6月に改定しているが、
疾患概念、治療法に大きな変化はないものの、新規に使用されるようになった
薬剤で2次性ネフローゼ症候群が生じるものがあるため、改定することとした。
主な変更点としては、新規薬剤である抗血管内皮増殖因子受容体抗体(ラム
シルマブ)、免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、
イピリムマブ)による2次性ネフローゼ症候群を追加するとともに(p.7、
p.10)、それぞれの病理所見(p.14~)、発生機序(p.19~)、発現頻度(p.22)
について、最新情報を追記した。
3.血管炎による腎障害(ANCA 関連を含む)(資料2-4)
本マニュアルは、平成 30 年6月に作成しているが、初発症状の記載が十分
でなかったこと、及び新規薬剤による報告があり、それを追加する必要がある
ことから、改定することとした。
主な変更点は、以下3点である。
① 初発症状の記載を修正(p.5~)
② C 型肝炎治療薬(ソホスブビル)、チロシンキナーゼ阻害薬(ニンデダニ
ブ)、過活動膀胱治療薬(ミラベグロン)の追記(p.7、p.10)
③ 判別が必要な疾患にクリオグロブリン血症性血管炎と低補体症性蕁麻疹
様血管炎の追加(p.15)
以上
第 16 回重篤副作用総合対策検討会
資料2-1
令和5年度作成のマニュアル(案)の概要について
1.薬剤関連顎骨壊死・顎骨骨髄炎(案)(資料2-2)
本マニュアルは、平成 21 年5月に作成後、平成 30 年6月に改定しているが、
令和5年に関連6学会の顎骨壊死検討委員会による薬剤関連顎骨壊死の病態と
管理に関するポジションペーパーが7年ぶりに改定されたため、改定すること
とした。
主な変更点は、以下の5点である。
① 薬剤関連顎骨壊死・顎骨骨髄炎の英語表記を、ARONJ(Antiresorptive
agents-related osteonecrosis/osteomyelitis of the jaws ) か ら
MRONJ (Medication-related osteonecrosis/osteomyelitis of the
jaws)に変更(p.10~)
② 抜歯時の予防的休薬はしないことを推奨(p.27)
③ MRONJ 発症例に対する外科療法を推奨(p.24~)
④ 医歯薬連携下での口腔管理の重要性を周知(p.28)
⑤ ビスホスホネート製剤、抗 RANKL モノクローナル抗体以外に副作用を起
こし得る医薬品を追記(p.40)
2.ネフローゼ症候群(案)(資料2-3)
本マニュアルは、平成 22 年3月に作成後、平成 30 年6月に改定しているが、
疾患概念、治療法に大きな変化はないものの、新規に使用されるようになった
薬剤で2次性ネフローゼ症候群が生じるものがあるため、改定することとした。
主な変更点としては、新規薬剤である抗血管内皮増殖因子受容体抗体(ラム
シルマブ)、免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ、ペムブロリズマブ、
イピリムマブ)による2次性ネフローゼ症候群を追加するとともに(p.7、
p.10)、それぞれの病理所見(p.14~)、発生機序(p.19~)、発現頻度(p.22)
について、最新情報を追記した。
3.血管炎による腎障害(ANCA 関連を含む)(資料2-4)
本マニュアルは、平成 30 年6月に作成しているが、初発症状の記載が十分
でなかったこと、及び新規薬剤による報告があり、それを追加する必要がある
ことから、改定することとした。
主な変更点は、以下3点である。
① 初発症状の記載を修正(p.5~)
② C 型肝炎治療薬(ソホスブビル)、チロシンキナーゼ阻害薬(ニンデダニ
ブ)、過活動膀胱治療薬(ミラベグロン)の追記(p.7、p.10)
③ 判別が必要な疾患にクリオグロブリン血症性血管炎と低補体症性蕁麻疹
様血管炎の追加(p.15)
以上