よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「病院における医療情報システムのバックアップデータ及びリモートゲートウェイ装置に係る調査」の解説付き回答要領[407KB] (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00002.html
出典情報 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版(令和4年3月)(3/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

別紙

5.電子カルテシステムを使用しているか
診療録の記載・保存を電子カルテシステムで行っているか回答を選択して
ください。なお、本問でいう電子カルテシステムとは、
 オーダリングシステム
 オーダリング機能、画像管理等の部門システム及び診療録を電子的に記録
する機能を備えた統合的な医療情報システム
を指します。なお、電子カルテシステムを使用していない場合は、9.まで
は回答不要となります。
6.電子カルテシステムのバックアップデータは作成しているか
サイバー攻撃や災害等で電子カルテシステムのデータが消失又は使用不可
能な状態(暗号化等)になった場合でも、バックアップデータを作成し、診
療におおきな支障がないように復旧が可能となるように定期的にテストを行
っているか回答を選択してください。

【ガイドラインにおける該当箇所と概要】
ガイドライン本編 7.2 章(P.60)、7.3 章(P.62)において、診療録等に記載
された患者情報を確認できるよう、定期的なバックアップの実施を求めていま
す。

7.バックアップデータは世代管理しているか
電子カルテシステムのバックアップデータについて、世代管理をしている
か回答を選択してください。ただし、具体的な管理方法までを問うものでは
ありません。
なお、世代管理とは最新のバックアップデータだけでなく、それ以前のバ
ックアップデータも管理することを指します。例えば、1日1回バックアッ
プデータを作成している環境で「3世代管理」といえば、3日前までのデー
タまでさかのぼれることが可能となります。

【ガイドラインにおける該当箇所と概要】
ガイドライン本編 6.10 章(P.37)において、「例えば、日次でバックアップ
を行う場合、数世代(少なくとも3世代)確保し、遅くとも3世代目以降はネ
ットワーク的あるいは論理的に書き込み不可の状態にする等の対策が必要とな
る。」と具体例を示し、C.最低限のガイドラインにて重要なファイルは数世代
バックアップを複数の方式で取得することを求めています。