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資料6 上野山構成員提出資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi8/gijishidai8.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第8回 11/12)《内閣官房》
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AI 化する近未来から眺める デジタル公共インフラの俯瞰図

来たるべき AI 時代に向けての「デジタル公共財の確保」の重要性:〜5レイヤーの競争の先に... 〜


近未来、5階層に重なるグローバルサプライチェーンが形成される中での
"戦略的陣取りゲーム" が開始されている:
〜 5本指のメタファー(直感的理解の為の俯瞰図):何処を?何故?守る必要があるか?〜
1.

“小指”: 市民: 日本国民

2.

“薬指”: アプリケーション(含 デジタル行政サービス) + 法律 :海外+国内企業

3.

“中指”: AI 基盤モデル (含 データ): 海外+国内企業(国産 LLM 等)

4.

“人差し指”:半導体バリューチェーン → データセンター:
-

5.


現在複数レイヤーでシェアトップ(重要)

“親指”: 発電 / エネルギー: グリーンエネルギー 等

国内に根ざした企業の存在が経済面のみならず安全保障・市民社会の幸福に於いても鍵
o

o

避けるべきシナリオ:


1) 行政サービス含め、市民接点(薬指) の Controllability を国として失う事



2) 医療データを集めたが、海外AIで付加価値を失う

半導体の一部領域、良いデータはある、ロボット/ハードなどの強みを活かす


日本の立ち位置を活かし、他国を巻き込みながら、戦略的にポジショニング / 国際協調すべき


ASEAN/グローバルサウス含めパートナー企業を産業として各レイヤーに戦略的に巻き込む
ことによる国際協調。 日本の地政学的ポジショニングを最大に活かすべき


それの実現手段としての、「データ利活用の戦略的な仕組み / 法的強化」が重要


現状の AI 周りの法制度整備により、AI 企業・ビッグテックからの投資を呼び込む(継続)



二次利用・公共財としてのデータの利活用を促す法整備の促進(共有と非共有のバランス)

以上