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議題2 患-2患者からの相談事例の現状について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45823.html |
出典情報 | 患者申出療養評価会議(第55回 11/21)《厚生労働省》 |
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(参考)医療機関等において患者申出療養として実施困難と判断した事例(35件)1/4
令和6年10月末時点
医療技術名(対象疾患)
経過等
①
自家嗅粘膜移植による
損傷脊髄機能の再生治療
(頚髄損傷)
脳神経外科医の評価では、受傷の状況等の患者の状態からは技術の対象外であ
ることから、安全性や有効性等に疑義があり(症状が改善しない可能性)、患
者申出療養での実施は困難と判断。なお先進医療で実施中の技術であるが、当
該患者は適応外。
②
ラジオ波焼灼術
(腎細胞癌の多発転移)
相談を受けた臨床研究中核病院としては、患者の状態及び技術的な問題等から
実施が不可能と判断し、見送り。
③
イブランス、ベージニオ投与
(肉腫)
遺伝子パネル検査を実施した結果、当該薬剤が有効である可能性が考えられた
が、患者の状態を考慮し、治療を断念。
④
ゼルボラフ投与
(癌)
患者の状態を考慮し、治療を断念
⑤
オラパリブ投与
(大腸がん)
既に他院にて、当該医薬品の治療歴があったため、適応なしと判断。
⑥
イソプロテレノール
(β刺激薬)投与
(アルツハイマー型認知症)
当該患者の診断が未確定であること、当該治療薬は国内で承認されている薬剤
であるが、当該疾患に対する効果は細胞・動物レベルで確認されたのみであり、
ヒトでの効果が全く確認されていないことから、患者申出療養での実施は困難
と判断。("Toxic tau oligomer formation blocked by capping of cysteine residues
with 1,2-dihydroxybenzene groups“. Nature Communications, 2015 )
患者の診断が未確定
かつヒトでの
効果が未確認
⑦
ペランパネル
(抗てんかん薬)投与
(筋萎縮性側索硬化症)
ヒトでの効果が全く確認されていないこと、近々、多施設共同の医師主導治験
が他院で開始される予定であったため、そちらを案内。
ヒトでの
効果が未確認
治験を案内
メラトニン投与
(認知症)
メラトニンは現時点で医薬品の入手が困難であること、動物モデルにおける使
用経験はあるものの、ヒトに対する効果が確認されていないことから、患者申
出療養として実施困難と判断。(“Effect of Melatonin and Resveratrol against
Memory Impairment and Hippocampal Damage in a Rat Model of Vascular
Dementia.“Neuroimmunomodulation, 2017)
医薬品の入手が困難
でありかつヒトでの
効果が未確認
⑧
患者の状態
からは適応外
2
令和6年10月末時点
医療技術名(対象疾患)
経過等
①
自家嗅粘膜移植による
損傷脊髄機能の再生治療
(頚髄損傷)
脳神経外科医の評価では、受傷の状況等の患者の状態からは技術の対象外であ
ることから、安全性や有効性等に疑義があり(症状が改善しない可能性)、患
者申出療養での実施は困難と判断。なお先進医療で実施中の技術であるが、当
該患者は適応外。
②
ラジオ波焼灼術
(腎細胞癌の多発転移)
相談を受けた臨床研究中核病院としては、患者の状態及び技術的な問題等から
実施が不可能と判断し、見送り。
③
イブランス、ベージニオ投与
(肉腫)
遺伝子パネル検査を実施した結果、当該薬剤が有効である可能性が考えられた
が、患者の状態を考慮し、治療を断念。
④
ゼルボラフ投与
(癌)
患者の状態を考慮し、治療を断念
⑤
オラパリブ投与
(大腸がん)
既に他院にて、当該医薬品の治療歴があったため、適応なしと判断。
⑥
イソプロテレノール
(β刺激薬)投与
(アルツハイマー型認知症)
当該患者の診断が未確定であること、当該治療薬は国内で承認されている薬剤
であるが、当該疾患に対する効果は細胞・動物レベルで確認されたのみであり、
ヒトでの効果が全く確認されていないことから、患者申出療養での実施は困難
と判断。("Toxic tau oligomer formation blocked by capping of cysteine residues
with 1,2-dihydroxybenzene groups“. Nature Communications, 2015 )
患者の診断が未確定
かつヒトでの
効果が未確認
⑦
ペランパネル
(抗てんかん薬)投与
(筋萎縮性側索硬化症)
ヒトでの効果が全く確認されていないこと、近々、多施設共同の医師主導治験
が他院で開始される予定であったため、そちらを案内。
ヒトでの
効果が未確認
治験を案内
メラトニン投与
(認知症)
メラトニンは現時点で医薬品の入手が困難であること、動物モデルにおける使
用経験はあるものの、ヒトに対する効果が確認されていないことから、患者申
出療養として実施困難と判断。(“Effect of Melatonin and Resveratrol against
Memory Impairment and Hippocampal Damage in a Rat Model of Vascular
Dementia.“Neuroimmunomodulation, 2017)
医薬品の入手が困難
でありかつヒトでの
効果が未確認
⑧
患者の状態
からは適応外
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