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【参考資料1-1】障害者部会・こども家庭審議会障害児支援部会合同会議での主な意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45733.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第186回 11/21)《厚生労働省》
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令和6年11月21日

第186回社会保障審議会医療保険部会

参考資料1-1

障害者部会・こども家庭審議会障害児支援部会合同会議(11/14)での主な意見
障害者部会・こども家庭審議会障害児支援部会合同会議において、公費負担医療におけるオンライン資格確認の導入
について議論を行った際に、マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関し、障害者への対応について以下のよう
な意見があった。

自立支援医療等でのオンライン資格確認の導入に当たっての主な意見
・障害種別によっては、使いづらいというような不便性、困難性があることを解消する必要が
ある。

障害者が受診する際の運
用改善

・視覚障害者にとっては暗証番号の入力ができず、顔認証もカードリーダーの操作も使いづら
い仕組み。視覚障害があっても利用できるようなソフトの開発、オンライン化をお願いしたい。
・身体障害者は鞄からマイナンバーカードを取り出すのが困難であり、スマートウォッチ等に
連動する仕組みにしていただきたい。
・マイナ保険証で受診した際に、精神科の受診歴が別の医療機関に知られてしまうのではない
かという不安もある。自身で自立支援医療を選択でき、利用しない場合は知られることがない
と分かり安心したが、丁寧な情報提供や周知徹底をお願いしたい。

目視確認モードの周知

・視覚障害者は顔認証も暗証番号も使えないので目視確認が唯一の手段となるが、多くの医療
機関では目視確認ができること自体を知らないケースがある。各医療機関や職員、障害者当事
者にも周知を徹底してほしい。
・重症心身障害者の場合、顔認証付きカードリーダーの位置まで顔を近づけられる方はほぼお
らず、目をカメラに合わせることも難しい。全ての医療機関や薬局において、共通理解の上、
目視確認に対応していただけるよう、職員や利用者に幅広くご説明いただきたい。
・障害者当事者が対応する場合も含め、資格確認書の申請が適切に行えるよう、手続を分かり
やすく周知してほしい。

資格確認書の利用

・耳が聞こえない人の特性として、文章を読んで意味がつかみにくい方が多いために、資格確
認書が届いても、理解できずに使えない可能性がある。こういった事態への対応として、マ
ニュアルを整備するなど考えていただきたい。