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【資料4】病院の情報システムに関する現状と課題について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45421.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第23回 12/2)《厚生労働省》
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病院の情報システムのクラウド化に関する論点
方向性

現在のオンプレ型のシステムを刷新し、電子カルテ/レセコン/部門システムを一体的に、モダン技術を活用したクラウド
型システムに移行することが考えられないか。
※具体的には、複数病院で共同利用する方式や、クラウドのメリットを活かすためのマネージドサービスの活用等が考えられる。
※画像等の一部の部門システム等で病院の判断でオンプレ型が残存する場合でも、標準化やセキュリティ対策の強化を図る。

個別論点
①モダン技術を活用したクラウド型システムの標準仕様を国が示し、その標準仕様に準拠した病院システムを民間事業
者が開発し、段階的に普及を図っていくこととしてはどうか。
※現在、小規模医療機関を中心に、共同利用型のクラウド型電子カルテが普及し始めている。こうした製品の普及を進めながら、
標準仕様に準拠した病院システムを、グループ病院等での導入など段階的に普及させていくことが考えられる。

②併せて、電子カルテ情報共有サービス等の医療DXサービスとのクラウド間連携を進めるべきではないか。
③標準仕様に準拠した病院システムへの移行に際して、どのような課題があるか。
④複数病院でシステムを共同利用するため、医療機関ごとのカスタマイズを極力共通化することとしてはどうか。

アプリまでをクラウド化し複数病院で利用

【標準仕様に盛り込む主な要素例】

インフラ~アプリケーションをクラウド化し複数病
院(マルチテナント)で共同利用。

⚫ 電子カルテ、レセコン、部門システムにつ
いて、マネージドサービス等のモダン技術
の活用

A病院

B病院
アプリケーション

ミドルウェア
インフラ

C病院

⚫ 標準交換規約や標準マスタ・コードを用い
た統一フォーマットの採用

病院機能の複雑さ
重症系

標準型の病院システムの
段階的普及のイメージ

療養・精神
単科

⚫ データ引き継ぎの互換性を確保等

病床数
100床

200床

400床

2