よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


プレスリリース (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48003.html
出典情報 令和5年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果(12/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【主なポイント】
■養介護施設従事者等(※)による虐待
※介護老人福祉施設、居宅サービス事業等の業務に従事する者



相談・通報件数は、3,441 件(対前年度 646 件(23.1%)増)。※過去最多で3年連続増加
虐待判断件数は、1,123 件(対前年度 267 件(31.2%)増)。※過去最多で3年連続増加



相談・通報者の内訳は、当該施設職員(28.7%)が最も多く、当該施設管理者等
(16.7%)、家族・親族(15.2%)の順。



虐待の種別は、身体的虐待(51.3%)が最も多く、心理的虐待(24.3%)、
介護等放棄(22.3%)、経済的虐待(18.2%)、性的虐待(2.7%)の順。



虐待の発生要因は、「職員の虐待や権利擁護、身体拘束に関する知識・意識の不
足」が(77.2%)で最も多く、次いで「職員のストレス・感情コントロール」が
(67.9%)、「職員の倫理観・理念の欠如」が(66.8%)の順。



施設・事業所の種別は、特別養護老人ホーム(31.3%)が最も多く、有料老人ホー
ム(サービス付き高齢者向け住宅を含む。)(28.0%)、認知症対応型共同生活介護
(グループホーム)(13.9%)の順。



虐待等による死亡事例は、5件(5人)。

■養護者(※)による虐待
※高齢者の世話をしている家族、親族、同居人等



相談・通報件数は、40,386 件(対前年度 2,095 件(5.5%)増)。※過去最多で 11 年連続増加
虐待判断件数は、17,100 件(対前年度 431 件(2.6%)増)。※横ばい傾向



相談・通報者の内訳は、警察(34.3%)が最も多く、介護支援専門員(24.8%)、
家族・親族(7.5%)の順。



虐待の種別は、身体的虐待(65.1%)が最も多く、心理的虐待(38.3%)、
介護等放棄(19.4%)、経済的虐待(15.9%)、性的虐待(0.4%)の順。



虐待者の続柄は、息子(38.7%)が最も多く、夫(22.8%)、娘(18.9%)の順。



虐待の発生要因は、「被虐待者の状態」として「認知症の症状」(56.4%)が最も多
く、「虐待者側の要因」として「介護疲れ・介護ストレス」(54.8%)、「理解力の不足
や低下」(47.7%)の順。



虐待等による死亡事例は、27 件(27 人)。

2